本日の【水鏡荘】についに七海流 七大最強武具の一つ 【歪み理論】が登場いたしましたので、定期的にこの大好きな理論の話はしているのですが、今回もしておきましょう!🥰
私が特に愛好する理論の一つであります!
これを魅力的に作品に応用出来る人は間違いなく実力者であります!!✨
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さていよいよ七海ポルカが保有する最強の創作理論の一つが登場であります!
私がただ自分で呼んでいるだけなのですが、
私は話でこの歪みの理論から来るシチュエーションとかがとても好きです
どういうことかというと、
例えばダブル主人公がいたとしたら、ダブル主人公ではなく
主人公と、主人公の先輩とかと一瞬組むことになるとか。
男女の恋人がいたら、
男と、恋人である女そのものではなく、その女の兄貴と偶然飲む機会が来るとか。
例えばうちの【無言のペルセウス】なんかでいうと、
主人公にして相棒組んでるのは
アッシュとカイルなんですが、この二人が一緒にいるのは歪みでも何でもなく普通ですけど、例えばアッシュと、ラストに出て来るカイルの妹なんかが話しているシチュとかに出会うと無性におあああああああああああああああなんかこの二人いい……!!✨✨ってなるんですよ
なんなんですかね?あれ……。
ちょっと一工夫の組み合わせというか、
正規じゃないけど無関係でもねえ組み合わせ。最高なんだけどなあ。
これ分かる人いるんだろうか。私だけ?
ある主人公に師がいたとして、何か別の角度の師がいたとして、二人師がいるとするじゃないですか。普段この二人は全く接点を持たないわけですよ。
だけどある時不意に主人公とかどうでもいい領域でこの二人の師が夜会かなんかで邂逅し、ちょっと一言喋る、しかも主人公の話題なんか全く出なくてもいい、お互いの仕事の話とかあいさつ程度でもいい、とにかくちょっと立ち話してる姿だけでも無性に関係性無茶苦茶かっこいいな!!!って思うんですよ
なんならこの二人が互いがあいつの師だって知らなくてもいいくらいの勢い。
仲介などしてなくていい 読み手が「おっ!師匠同士会ってるじゃねーか✨」って思うだけでも十分素敵すぎるんですよ
なんでなんだろ。
【ジグラート】で言ったらほら、
フェルディナントとネーリじゃなくて、
フェルディナントママとネーリが会って話すエピソードとかすごく書きたくなる。
なんか本丸じゃないとこ攻めてる感じが色気があるんすかね!?
なんなんすかね!!
私だけですか!!
【アポクリファ】で言うたら
シザとユラじゃなくて
ライルとユラが話してるシーンに無性に嬉しくなるのなんなんすか!!
この歪みの理論!!!
私【無言のペルセウス】は、実は一時期先の展開とか色々考えてる時に、アッシュとカイルの妹が話しているシチュとか好きすぎて、いずれこの二人が結婚することにして義兄弟にしたろうかなって憧れたことあるんですが、熟考重ねた今は、いやカイルの妹はやっぱりアッシュにとって「自分の嫁」ではなくひたすら「カイルの妹」であったほうがなんかいいわって思ってます。
なんかアッシュのこと考えるといくら気が合ったって相棒で後輩の妹と恋愛する男じゃないよな……って思うんですよね。
よほど妹の方がアッシュに憧れて、長い付き合いで関係性はぐくんでいくとか、その二人そのものを書こうと思えば書けるんですが、
私はそれよりもアッシュにはアッシュの彼女がいて、
カイルにはカイルの彼女がいて、
カイルの妹にも妹の彼氏がいて、
遠い将来全員がパートナー関係とか結婚したりして、
六人でたまに週末家で集まって食事しながら飲んで話したりスポーツ鑑賞したりしてる方が素敵だなーって思ったわけですよ。
それでいうと、例えばアッシュの彼女がある日カイルの彼女と鉢合わせして、「あいつらってさ……」と意気投合してカフェで彼氏の悪口言い合って笑ってるのとか無茶苦茶かわいいなーって思うし、
例えばカイルが銃撃戦とかで重症負って、入院とかした時に慌ててカイルの彼女が病院に駆け付けた時、アッシュが抱き留めて大丈夫だ、とか声を掛けてあげるシチュとか無性に素敵だと思うんですよ
カイルと疎遠なカイルの妹が、アッシュにこっそりカイルの様子とか聞きに来るとかすごい可愛いしな……。
カイルの妹の結婚式に兄貴と兄貴の先輩であるアッシュが恋人同伴で出席して妹祝福とか最高シチュだよな ブラボーしかない
がっつり本人じゃない。
だけど深い縁者が時折現われて、コミュニケーション取って行くシチュ本当に最高……✨
これぞ歪みの理論。
ちなみに上記で書いた二人の師の話は、
実は魔術師の話で書いたことがある。
二人の師は何の接点もないけど、ある時鉢合わせて互いの魔法理論の話をしただけで、別に弟子の話題全く出してもなくて、本当に互いが一人の魔術師として会って考え方などを交換しただけのシーンだったんですが、書いてる本人だけ無性にうおおおおおおおおおお二人の師匠の競演!!!!渋いシーン!!!!✨✨ってやたら盛り上がって幸せでしたわ🤗
私は「歪み理論」の信奉者です
これも時折歪みの美しさと色気を隙あらば追及していきたいと思ってます
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追記
私は幾つも我流により生み出した「これ創作で使ったら魅力的な要素になるぞ」っていう技を持ってんですが、
書き手の皆さん、創作の為の技術というより秘技みたいなの持っていますか?
私は幾つも持ってんですが、
中でも魅力的な話作りには絶対欠かせない、海外ドラマとかでもこの理論を取り入れているものは高確率で良作になるという、
最強の必殺技の一つだと思っている理論がついに登場しました!!
【歪み理論】
です!
私の創作論には最強の名にふさわしくよく出て来る理論なんですが、
これいつから私がこの理論話し始めたんだろうな? と思っていたら2025年の四月!
約一年前にはすでに初登場し、話していたようです。
これから度々出て来るので今回はどういう状況がこの【歪み理論】に当てはまるのかを軽くご紹介。
私がこの作品つまんないなーと判断する要素は幾つかありますが、
【主人公やヒロインしか書き込んでなく、周囲のキャラの魅力が薄い】作品なんかはかなり印象が悪いです。
要するに全部主人公がやる。
事件解決も。
勝利も。
惚れられるとかも。
全部主人公やヒロインだけに恩恵が集まる。
冷静に考えてください?
そんなんなってる作品の何がおもろいねん!!😇
【歪み理論】発動以前に考えろよ自分で!!
大切なことだからもう一回言っておくぞ。
主人公とヒロインしか凄くない世界。
彼らのエピソードしかない世界。
脇役や主人公の周囲の人たちが丁寧に描かれてない、魅力が描かれてない世界。
何がおもろいねん!!!
まずこの「何がおもろいねん!」の感覚に自分で気づけない人はもはやダメです。
【歪み理論】は上級者が更に自分の話を魅力的にするにはどうしたらよいか? という工夫に使う理論なので、
主人公最強!!
なんでもできる!
ドーン!!!
みたいなのを書いて、それが「いい」と思ってるようなレベルの作者に使いこなせる武器ではないのでそういう人はまず【魅力的な話とは】みたいな部分をもっと分かるようになってから出直してください。
さて創作上級者のみなさん。
自分の作品を見て【歪み理論】が出て来ているかどうかをぜひ確認してください。
ある縁の深い「ふたり」がいるとしたら、その「ふたり」を会わせるのではなく、時々
二人のうちの一人と、もう一人の「近親者など」が会って話をしたり関わったりすることがこの【歪み理論】に当てはまります。
三国志で言うとそうですね。
孫策と周瑜なんかは親友で義兄弟同士。
「このふたり」
と呼ばれていい関係性ですが、
孫策と周瑜が話していてもそれは普通の状態です。
関係性が確立された後、物語が展開するということは、この二人がそれぞれに違う人間と会った時に物語の世界観が横に広がっていくわけです。
歪み理論はこの「世界観を縦横に広げる、多層的にしていく」ために非常に有効な技。
しかも「少しの縁者」に合わせることにより、
どちらもがその人を違う角度から知っている為、一人の人も多層的に表現出来ます。
だから一段だけずらす、
正規の関係性に少しだけ歪みを与える存在と会うという意味で、
歪み理論と名付けています。
いわば孫策の妹と周瑜があって話す、そういう感じです。
普段そんなに起こらないことでいいのです。いいのですっていうか起こらないことです。
たまに発生するのが味なので。
孫策の妹も孫策に対しての印象がありますし、
周瑜も親友として孫策の印象があります。
この二人の孫策に対する印象は違う面もあるわけです。
だからこの二人が孫策のことを話すと「貴方の前ではそんな感じなの? 私には全然そんなこと言ってくれないわ」みたいなことが発生するのですよ!!
「そうなんですか?」
と、周瑜にとっては当たり前のことや日常のことが、
実は孫策が特別に周瑜に対して行っていることだったりと、完全な新キャラを出さずとも、キャラの新たな【面】を見せることが出来るという、非常に有益な技です。
新しい展開を生み出すために新キャラなどをバンバン出す人。
もっと【歪み理論】を活用しましょう。
全然一人の魅力を描き切れてません。
人間が魅力を表現する時に、自分だけの視点でその人を見ていても、全部の面白さ見切れません。
「あいつ女がいるとちょっと優しくなるよな」
とかいうことがあるように、
自分に対してのリアクションと、
他の誰かのリアクションは違うことがあります。
そういうのを浮かび上がらせるのが【歪み理論】。
まだまだ説明不足なので捉えきれない人いるでしょうが、こんなん書くとお調子もんはすぐ「分かった!!! とにかく妹とかお母さんとか兄貴とかを出せばいいんだな!! とかすーーーーーーーぐ型にはまってテンプレに走ろうとするのはいけませんいけません!!
いいですか!!
創作を魅力的にする理論も技術も工夫次第です!!
工夫することが創作する楽しみ!
面倒臭がり屋はすぐ「こうすればこう!」みたいなのが無いかと探るんですが、ダメですよ。
小説なんか永遠に工夫との戦いなんだから。
いいですか。
【歪み理論】を使いたい時は、近親者だけを攻めても駄目です。
人間同士の「近さ」は色々あります。これを粋に結びつけるのが歪み理論なのですから、色々考えて試してください!😊 そうすることが楽しいんですからね!
分かりやすいのが、
貴方が例えば誰かに無茶苦茶一目惚れしたとします。
好きな人にお近づきになりたい!! そう思った時、どうしますか!?
ちょっとでも共通の話題のとっかかりが欲しくて、相手と何か共通点が無いか探りますよね。
もう無理矢理「近しく」なろうとして色んな理由探しますよね!
例えば「○○さん大学、○○なんですか~!✨ 私の兄貴も○○大学なんですよー!✨(←自分ですらない)」とか。
「出身四国の高知なんですか!? 修学旅行で行ったことあります~! すごくいい所でした!」とか。
「お寿司好きなんですか!? 私の実家石川県だからお寿司無茶苦茶盛んですよ~!✨」とか。
お前それ関係と言っていいんか? というほど、とにかく微かな繋がりを求めて共通点考えますよね!
あの感じです!
近親者とかだけではなく、人間の近さを示すものは色々あります。
・同じ師匠についているとか。
・流派が同じだとか。
・同じ車のブランドに乗ってるとか。
・同じ教会に出入りしてるとか。
・時期はずれているけど同じ大学だったとか。
・同じ沿線沿いに家があるとか。
色んな「近い」が人間にはあります。
イメージとしてあるキャラを将棋の駒として考えた時、その周囲にある上下左右の隣接した駒が直属の先輩後輩や相棒だとすると、いわゆる、上下左右ではなく、一マスずれた、斜めの位置にいるような駒。
そういう存在と遭遇したり、戦ったり、話したり、助けられたりするエピソードが生まれた時、【歪み理論】が発動します。
敵対するAとBがいる。BにはCという妹がいるが、AとBは敵同士だが、何の因果かAがCを助けることになってしまった。
とか。
AとBは兄弟である。それぞれCとDという彼女がいる。
ある時偶然CとDが街で鉢合わせてお茶をすることになった。お互いの彼氏であるAとBの話をして、「あいつらって時間にルーズよね~!!✨」とか滅茶苦茶盛り上がってしまった。
とか。
AとBは違う流派の剣豪である。Aの師匠はCだ。
AとBが戦ってBが大怪我をしたので、CがBの面倒を見てやった。
とか。
AとBはかつて同じ士官学校で学び、強い友情で結ばれている。卒業後、それぞれ違う国の軍人になったが、戦場で鉢合わせても言葉を交わさずとも互いを気遣う関係。
Aの恋人のCが危うい時に、Bが密かに助けてくれる。
とか。
最後のとかは、なんならCが、Bが何故自分を助けてくれるのかその繋がりすら分からんでも素敵なんですよ。「○○の軍人が助けてくれた。金髪で緑色の瞳をした人だった(Bの特徴と一致)」とか話した時に、AにだけはBだということが分かるわけです。
こういう、【微妙に関係がある人との接触を描く】の【歪み理論】であります!
上記に書いたように
①新キャラを出さずともキャラの人間関係に深みや新しい展開を生み出せる。
②人間は人によってその人の捉え方や感じ方が違うが、「あいつにはこうだが貴方にはこう」みたいな、相手によって違う顔を見せるという、人間の多様性を描ける。
③より世界観を横に広げ、深くも出来る。多層的な描写がある作品に出来る。
こういう利点があります。
特に①は新キャラ登場に新しい展開の発生を頼っている人は、もっと人間一人一人の持つ背景や人間関係というものは奥が深いものなのだから、もっと一人一人の人間の真価を【歪み理論】によって引き出せば、新キャラを出さずとも違う視点を生み出すことは出来るので、活用すべきだと思いますね。
長編において、馬鹿みたいに次々新キャラ出すのは非常に読み手からして印象悪いです。
もっともっとキャラ一人一人の旨味を引き出しましょう!
私は海外ドラマ見る時もスポーツ見る時も、書く時も読む時もこの【歪み理論】を意識して見ていますので、ドラマなんかで素敵な【歪み理論】発動するとテンション爆上がりになるほど大好きなんで、勿論ですが、当然自分の話でも愛用しています。
どの作品にもきっちりと【歪み理論】応用しています!😊
お陰様で百万字越える長編小説を書いてるわりには、読み手が眉を顰めるほど登場人物は多くないと思います。一人一人を多層的に描いている為、主人公やヒロイン以外のキャラの個性も多彩であり、それぞれの関係性があり、私の作品の相関図は非常に濃く、賑やかであります。
当然【歪み理論】を私のように魅力的に作品に反映させてくる書き手は「この作者、キャラの描き方上手いなあ」という感想が頂けるでしょう。
【海に沈むジグラート】では、例えば「ネーリとアデライード」の関係が分かりやすい【歪み理論】。アデライードはラファエルの妹ですが、ネーリとラファエルは親友同士。しかしいずれ立場としては敵対しますが、これは立場上のことで、二人はずっと心が繋がった親友であり続けます。
ラファエルは妹であるアデライードをとても大切にしているので、危険なヴェネトに残らせるよりは、この世で最も信頼出来る友であるネーリに彼女を預けることにするため、物語中盤以降、アデライードは兄のラファエルではなくネーリたちの勢力と行動を共にすることになります。
ネーリも彼女には「君は親友であるラファエルの妹だから、何かあれば僕が責任を持って君をフランス(ラファエルの母国)に送り届けるよ」と約束しています。
アデライードからすると、彼女は極論ではネーリとは何の関係もありません。ヴェネト王国でただあっただけです。しかし兄のラファエルとネーリが特別な親友関係にあることにより、ネーリにとってもアデライードは特別な意味を持った女性になるのです。
恋とかでさえない。
大切な親友の妹。だから気に掛ける。守る。
こういうのーーーー!!! こういう関係色気ないですか!?✨✨
私はものすごく色気を感じるんですよ!!✨
【アポクリファ】でシザとライルは相棒ですが、別に親友ではなく、慣れ合ってはいません。
淡々とした同僚関係です。下手するとお互いが困ってても「あいつなら自分でどうにかするだろ」とほっとくほどです。
しかし。
シザの恋人で弟でもあるユラが例えばものすごく街角で困っていた時、
やはりライルが通りかかった時にそんなことになってたら、無視しないと思うんですよ。
「なにしてんのー」ってユラには多分ライルは声掛けてあげるんですよ。
兄貴には声かけねえけど。
これも【歪み理論】。第三者を介することで、いつもの関係性が少し変化するのです。
ライルとシザを二人きりにしても殴り合ってるですが、ユラをそこに配置するだけで、二人の男が「今日は喧嘩はやめるか」となったり、「シザって家ではもっとダラダラしたりするわけ?」とか聞いたり出来るわけです。
【歪み理論】は本当に色んなエピソードに応用出来ますので、ぜひ文章力は一定レベルあり、あとは面白い話の書き方を鍛えて行く段階だ~みたいな方はこの理論、活用してみてください。
色んな魅力ある関係性を更に紡ぎ出せると思います。🥰
よって、次々新キャラを出して人間関係の味と旨味を上手く引き出せてないくせに、【歪み理論】さえほとんど見当たらない作品に会った時は
「ああ、この作者さんキャラの扱い方が下手だな。全然人間関係書くの上手くないな」
という判断が出来るわけです✨