そうなのです 私は非常に家族ものがメインテーマになってる作品を読むのが苦手で、愛情が描かれているのだろうけどその様子に共感することが非常に難しく、読むのに苦労したりします。
別に馬鹿ではないので「家族愛の素晴らしさ」自体は理解できていますし、仕組みも分かりますし、描き方とかも分かるので自分でも書けますし書いてます。
しかし書かれ方は非常に吟味する方で、家族愛以外に何か他にも掴みどころがないと「なに? 結局家族っていいんだぞってだけの話?」とやはり淡白な受け取り方をしてしまいます。
家族愛、プラス何か。
これを書いてる家族愛がテーマの話は逆に非常に読みやすく、
それが何故なのかはあんまりよく分かりませんが、
ただ私の中で「読むの苦手とする私に、すんなり読ませてくれる家族愛ものは、書き方が上手い🥰」という基準が設けられています。
ヤスぽろさんの【父と娘】の話も、これに入りますね。
私本来父と娘の絆だけを語った話とか全く興味ないんですよ。
でもヤスぽろさんのあの話には、非常に心を揺さぶられました。
それはもう勿論文章としての技術、自分達だけではなく、他人がその父娘を見ても、いいなと思う……うーーーーーーーーーーん……。いわゆる、これもある意味一つの素晴らしい人間関係として、家族愛を捉えていると、私は読めるのかも……!!
確かに今回のお話も、
家族愛ぎゅうぎゅう!! という内輪話というより、父、母、娘の人間関係を捉えていく話のような気がします。
そういう描き方は私多分好きなんでしょうね。
この娘さんはお父さん大好きー🥰って言えるというよりは、あんまり亡くなるまで素直に口に出して言えていなかった、ある意味普通の娘さんらしい娘さんです。
特別お父さん大好き娘というわけでもなく、
いわゆる ふつう、だった。
普通というのは、もう好きに入れてしまっていいわけです。
キライだと一緒にいるのも嫌なわけですから。
もしかしたらこの「普通だった」という感覚が、嫌いなわけではなかったんだから、もっと好きって伝えてあげれば良かった、という気掛かりになっていたのかもしれません。
しかし私からするとこんなに亡くなったお父さんのことを思い起こしたり、考えたりしてあげること自体、もう好きだからこそしている行動だと思えるのです。
上記に書いたように嫌いだった場合、
本当に思い出しもしたくないし、思い出したりもしないからです。
真剣にお父さんがどういう人だったか、と考えている描写だけで、娘としての愛情は痛いほど伝わって来て、
最後に「大好きだ」という言葉を口に出来た時にはやはり涙が出ましたね……✨
こういう家族愛は全然読めるし 素敵だなあと思えるのです🥰
矢向 亜紀 / やむかい あき さんの
【この夏の、延長線上で】
少しの不思議と、
でもその少しの不思議が生まれた理由がこの世にあるのではないかと
思いたくなるような、
素敵なお話でした✨
あとついでなので言っておくと、
今ハッピー&ビターエンド企画さんが出て来てますが、
主催さんが概要に非常に良いことを書いて下さっています。
二作以上出してもらえると、作者さんのタイプの違う話が読めて、作者さんとしても幅の広い話が書けるアピールが出来るかもしれません、と二作以上の登録を推奨して下さっています。
これね……非常にこれその通りの素晴らしい発想で、有難い助言なんですよ。
私は残念ながらポリシーとしてビターエンドバッドエンドを書かないタイプなので、ハッピーだけのエントリーとなりましたが(ビターもあるんだが、分割版になる。分割版でも多分行けるのは行けるんだけど、完結にはしてほしいと仰っていたので、ちょっと分割版は連載中の一話完結なので、そういう点で気になられたらご迷惑掛かるのでやめときました)
さっきのジャンルの話!!!
これなんですよ!!!
そうなの。
流行のジャンルを書きまくるより、
私は違うタイプの話を書いた方が作者としての幅が出ると思うのです。
私も勿論ご存知の通り、全く違うタイプの百万字艦隊を作り上げているので、色んな求めに応じて出撃できるようになっています。
でも【異世界転生書いて。優遇するよ】と公式がしてしまえば、作者個人の幅などどうでもいいという考え方になって来ます。
これは作者自身の力を限定することに関わって来て、非常に人によっては自分の世界を狭めてしまう可能性があると思うのです。
だったらこうして「違うタイプの話を二つ出して下さい😊 そうしたら幅のある話を書けるアピールになるかも✨」などと言って下さる方の方が私は深い所を引き出してくれる助言だなと思いますね。
主催さんがこんないいこと言って下さってるので、ぜひ参加したいですが、皆さんもちょっと真面目に求めに応じて作品参加させていただきたいものです。そうしたらきっと実力ある作者がアピールしやすい企画になってると思う。
タイプの違う話を書けるようになった方が絶対作家としての実力付くよなぁ。
私もそう思うタイプなんですよ。
誰かが作った流行りに乗ってそればっかり書くなんて
じゃあそれが廃れたらあなたはどうすんだ そしてその作品の価値は不動でいられるのか? とか考えると絶対最終的に自分の実力を底上げするような書き方じゃないんですよね。