大変長らくご無沙汰しております。タイトル通り、何とか生還致しました。
後は通院加療で大丈夫だろうと、医師から太鼓判を頂き、何とか近況をご報告することが出来るようになりました。
不確かな事を書いた挙句に死んだのでは情けないと思い、今まで伏せておりましたが人類の叡智は虫けらなんぞには負けないのですね。
さて、何から話したものかと思案致しますが、非才の身ですから順序だてて最初からご説明したいと思います。
始まりは6月初頭だったでしょうか? その頃から身内が立て続けに亡くなりました。
季節の変わり目でしたし、高齢であった事もあり、たいして気にしていなかったのですが、その後3か月で通算7人が亡くなりました。
無神論者の私ですが、流石に何かの呪いか厄年ゆえの巡り合わせかを疑いつつも葬儀に参列していたのです。
田舎の高齢者にありがちな寒村の焼き場と言えば、当然のように山中にあるわけなのですが、私は暑さから腕まくりをして木陰で涼をとっておりました。
その時は自覚症状など無かったのですが、どうも肘の裏付近をダニの仲間に喰われていたようです。
風呂に入った際に、肘の辺りから大きな瘡蓋のようなものが剥がれ、予想以上に大きな傷跡が出来ていたことを覚えています。
それから一週間ほどしたでしょうか、激しい発熱と倦怠感、耐え難い頭痛を覚えて病院へ駆け込み、全身に発疹が出ていたことから検査結果を待たずに入院となりました。
入院直後は何故か顕著に白血球の減少が観測され、マダニが媒介する感染症を疑われ、結果的にはツツガムシ病だったのですが、判明するまでに症状が重症化してしまいました。
そこからは全身症状と治療薬との拮抗で闘病の日々でした(´・ω・`)
幸いにして特効薬が存在するため、意識があるうちにと認めた遺書は無駄になりました。
たった一匹の虫が大の大人を殺し得るのです、実に恐ろしいですね。
因みに分不相応に蓄えた金融資産があるため、死を覚悟した私は血迷って運用中の資金を現金化するように指示し、退院した後に一千万円を超える損失が出た旨を明細で知り、急いては事を仕損じるとは良く言ったものだなと自嘲しております(笑)
焦っている時に浮かぶ考えなど、碌なものじゃないんでしょうね。
一千万円の損を出すのは一瞬だったのですが、純利益として一千万円を確保しようと思うと私の腕では中々時間が掛かります……。
高い勉強代でしたが、ポートフォリオを見直すきっかけとしては良かったのかも知れません。
さて、退院はしたのですが、未だに万全の体調とは言い難く、今しばらくは通院の日々が待っております。
不実な話ですが、書きかけのBanisherの中身をサッパリ忘れてしまっておりまして、資料を読み直す処から始めなければいけません。
幸いにして自由になる時間は増えましたので、一週間ほど掛けてゆっくり調子を戻したいと思います。
次話が書きあがりましたら、こちらでご報告させて頂きます。
長々と駄文を書き連ねましたが、まずはご一報まで。