こんにちは。
作者のラジオ・Kです。
最新話「戦争はこうして始まった。」の最後に予告した通り、執筆の際に利用した資料を貼り付けます。
今回は敢えて文章のみの画像となります。本来であれば自分で描いたものを……と思い、1時間ほど挑戦してみましたがさっぱりでした(泣)。
本文中では
チラン島南西2キロの地点に指を持っていく。先端にいるクジラ《陸上戦艦》のコードネームは「サーネゴーリム《Khahyahlim》」、ヘブライ語で防衛者という意味を当てられた部隊をタップするとその詳細が明らかとなる。
この時にヤズデギルドくんの目の前に表示されたものとなります。
以下、本編未公開情報。
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これらウラル機動要塞は名前から察せられる通りロシア産でございます。
旧時代の末期に出現した規格外のサイズを持つ超大型異形「大陸獣・ビヒモス」「大海獣・リヴァイアサン」撃滅作戦のために生産され、また移動する航空基地としても使いウラル山脈周辺、更に極地奪回、そこにある第7大陸ルルイエ攻略の為に使用される予定でした。
が、そもそもの撃滅作戦までに完成することはなく、完成まで残り5%というところで人為的に引き起こされた宇宙的大災害(以下読み取り不可能)…………人類はほぼ滅亡。放置されました。
物語開始より約50年前、新興国家である中央大藩国の手により「発掘」され、更にF文明の技師らの協力の元、どうにか運用できる形となりました。
現存する艦は「スヴァローグ」と「タージボーグ」の2つで、側面にキリル文字にて名前が彫られています。また、「スヴァローグ」の方が少し大きめのサイズとなっています。
運用するには体積が大きく、燃料、人員もかかるので軍部はその運用に頭を抱えていたようです。バラク・マンデラ国家元帥は「十災禍」作戦において
「使い潰しても一向に構わん」
との指示を出しており、これは決して使い惜しみせずに運用せよという意図なのでしょう。ともあれ、「十災禍」作戦の成功によりこれからは間違っても「ホテル」だの「倉庫」だのという不名誉なあだ名がつけられることはないでしょう。
ちなみに「タージボーグ」をどう思うか、という兵士らのインタビュー集にはF文明出身の序列第6位、人似鳥祖竜(アンセス・サウルス)Ti'kta氏のコメントがあるのでここに記載します。氏のコメントは大変貴重なのです。滅多に喋らないので。
「あほ、むだ、むだ、馬鹿の極み、動くのきせき、本当に奇跡」
……どうやら激おこのようですね。
※この文書には一部読み取り不可領域が存在するようだね。読者の為に直ちに復旧作業に取り掛かるように。(byパラケルスス研究主任)
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とりあえず資料公開は以上となります。
読んでくださりありがとうございました。
何かご意見があれば遠慮なくコメント欄によろしくお願いします<m(__)m>