【あとがき小話:口は災いのもと】
潤『なぁ、作者。ちょっといいか』
作者『……ん?なんだよ』
潤『お前……最近ぶつぶつ独り言、多すぎな』
作者『えっ、俺そんなに……?』
潤『“あ~あの子めっちゃ可愛い……好きかも……”とか、
“ああいうのに膝枕されてぇ~……スーハーしたい……”とか、
“なんでこんな完璧に仕上がるんだよ……天才か……”とか──』
作者『……うん、それ記憶にある……けど黙っててくれ……』
潤『黙れるか!!!
お前ヒロインたちが生きてるこの作品で他の子に“スーハーしたい”は即死ワードだぞ!!』
──ドアが開く──
ユズハ『……“スーハー”って、どういう意味なんですかねぇ?』
ノア『……好きかも、って……誰に向けて、ですか?』
リア『解析しました。“完璧に仕上がる”という感嘆は、他作品のキャラクターに向けたもので間違いありません』
カエデ『なぁなぁ、ウチがほっぺぷにってした時は“かわいい”って言わへんのになぁ?なぁ?』
エンリ『私、作者さんにスーハーされた覚え、ありませんね……』
ミリー『ミリーは!?ミリーの匂いもスーハーしよ!?ね!?今からでもいけるよ!?』
作者『ちがうんです!!それはその、作品外のリスペクトというか……
他の魅力も知っておきたいというか……いやぁぁぁ!!!』
潤『だーかーらー!!“ぶつぶつ言うだけならセーフ”と思ってんじゃねぇぇぇ!!』
作者:pyoco(脳が匂いフェチとして処理された)