前々回、最初で最後のと書きましたが、またしてもあまり良い話ではありません。申し訳ありません。
一昨日早朝、父が亡くなりました。80歳肺気腫でした。
前々回の近況ノートに書いた弟の施設入所から、数日で入院しました。私と違いガラの悪い父でしたので(笑)、入院中は看護師さんに『飯がまずい』『ろくなやつがいないな』等の暴言を吐きまくり、ナースコール連打、点滴、リハビリ、服薬拒否等、散々迷惑をかけては、私と母親で説教・謝罪に病院を訪れていました。
症状は酸素を常時装着し、日に日に弱る中でも、上記の迷惑行為を繰り返していました。
早朝四時に病院から『急に心臓が弱くなってしまったので、すぐ来て頂けますか?』と連絡あり、30分後には駆けつけましたが、すでに心臓が止まっていて、ドラマとかでよく見る、機械が一本の線の流れを表示して、ピーと言う音を病室に響かせていました。最後には間に合いませんでした。
しかし、急変する30分前までは、いつもの様に悪態をついていたそうなのですが、急に『色々すまんな……』と看護師さんに謝ったそうです。
私はそれを聞いて安心しましたし、普段から口が悪く暴言をはいたりしていましたが、本人は後々後悔している事が多々あり、あ〜こんな父だったな〜と納得もしました。でも私から言わせれば後悔するなら言わなきゃいいのにとずっと思っていましたが、最後まで変わらない父でした。
午前中には、葬儀屋さん手配、火葬などの日程段取りを全て終わらせ、夜は仕事にも行き、フォロワーさんとやりとりしたり、変わらない日常を過ごしていました。
私と母、妹夫婦だけの火葬兼葬儀を三日後に行います。
心配して頂くのは申し訳ないので、ほんとに声を大にして言いたいのですが、心の準備は出来ていましたし、そんな父でしたので、私が酷く落ち込んでいるとかは全くありませんから! 連載を早く投稿しなきゃと考える余裕があるくらいですから心配ご無用です。作風も変わらずコメディだけ書いていきます!
もちろん冥福は祈っていますが。
ただ、一ヶ月も経たない間に家族が二人いなくなった事実の虚無感や不思議さみたいなのはあります。ただそれがメンタルの落ち込みに繋がる事はありません。
不謹慎と言われるかも知れませんが、自由人だった父と同じで、日々を充実に、大切に、楽しんで過ごしていこうと思っています! 自分が主催の即売会開催、アンソロジー本の作成を行っていますので、色々と頑張らなくてなりませんので(笑)
あ、皆さんも肺の病気は注意してくださいね!何か異常があれば、すぐに病院へGO!です。(父は何度も行けと言いましたが放置していました)
長々とありがとうございました。