精霊子（せいれいし）とは「精霊を形作る最小単位」にして「精霊魔術の動力源」となる特別な粒子であり、さらに情報を蓄積し、限定領域で事象に干渉する能力を持っています。物語の設定としては、以下のような流れで整理できます。
1 精霊子（せいれいし）の性質
粒子の集合体であり情報体
精霊子は情報を記憶・伝達する性質を持つ。多数が集まることで「意思を持つ精霊のような存在（疑似精霊体）」となる。
自然現象との結びつき
その集まり方や周囲の環境次第で、自然界の現象とシンクロしている場合がある。精霊族はこれを「精霊」として認識し、生活魔法（精霊魔術）の基盤としてきた。
2 精霊族と巫女
精霊子を感じ取る力
精霊族は精霊子を知覚し、それを“精霊”として扱ってきた。中でも女性に感受性が強い個体が多く、交感しやすい者を「巫女」と呼ぶ。
生活魔法としての精霊魔術
日常生活で利用する小規模な魔術は、精霊族が精霊子を意識的に操作・交感することで成り立っていた。環境破壊をもたらす大規模なものは、「禁呪」として封印されていた。
3 デルワーズとバルファのシステム
デルワーズの誕生
統一管理機構システム・バルファによって、精霊族の遺伝子を基に「禁呪――破壊の術式イメージ」だけを刷り込まれた存在として生み出された。感受性と精霊子を受け止める容量を極限まで高められている。そのため安全装置――マウザーグレイルが不可欠。
肉体の喪失と「完全な精霊」へ
デルワーズはシステム改変の過程で肉体を失い、精霊子の集合体――いわば器そのものに還る。その結果、「完全な精霊」となってバルファ世界の外から見守る立場となった。
4 デルワーズの人間界への迷い込み
崩壊と深淵の血族
私たちの世界に迷い込んだデルワーズは器を維持できず、精霊子として四散してしまう。しかし散る前に、ヒトの遺伝子に自らの因子を植え付けて「自身の再生のための精霊子を集められる個体＝深淵の血族」を生み出そうとした。
深淵の血族の使命
彼らはデルワーズの因子によって精霊子を引き寄せる力を持ち、結果的に四散したデルワーズの欠片を再び「器」として集める役割を担う。
美鶴・弓鶴の意識交換と戦い
解呪失敗と魂の交換
前世の美鶴が解呪に失敗した際、精霊子の情報伝達機能を利用して弟の弓鶴との意識・記憶を交換してしまう。弓鶴の魂は精霊子の海に分散してしまった。
“弓鶴”となった美鶴の目的
弓鶴の身体に入り込んだ美鶴は、呪いを解くため、そして弓鶴を取り戻すために、精霊子を集める“器”を拡大させて戦いに挑む。
解呪成功と新たな保存
やがて呪いは解け、弓鶴は元に戻るが、その結果、美鶴自身は精霊子の中へ取り込まれ、同じくコピーされた茉凛もまた精霊子に保存された。
6 バルファ世界への帰還と転生
デルワーズの決断
デルワーズはバルファ世界へと戻り、何らかの理由で美鶴と茉凛を転生させ、代行者として運用しようとしている模様。
精霊子の役割
この一連の流れを支えている根幹が、事象干渉・情報伝達・意思形成能力を兼ね備えた精霊子である。
7 まとめ
精霊子の本質
- 「精霊を形作る最小単位」
- 「精霊魔術の動力源」
- 「高密度な情報体」
- 「事象に干渉する力を持つ」
物語上の重要性
デルワーズの誕生・崩壊・再生、そして美鶴や弓鶴の魂の絡み合いにいたる全ての根底を支えている。いわば作品の世界観を成立させる要である。
このように「精霊子」は単なる霊的存在ではなく、情報・魂・魔術を結びつける核となる概念として機能している、というわけですね。
さて、これすらも「パクリで盗作」だそうです。でも、具体的にどこが? と問いかけても「いや、そこら中すべてからパクっている」しか返事はありませんが。
ひどいのは「これはミノフスキー粒子とGN粒子のパクリ」だというのがありました。笑
情報や魂を蓄え、擬似的な意識体を形成できたり、呪いの解呪や転生の根拠として機能するなど、スピリチュアルな要素が強い。ファンタジー寄りな世界観を補強しており、「魔術」「意識交換」「転生」を支える基盤となっている。
ガンダム粒子との違い
「軍事兵器」や「レーダー妨害」「メカパワーアップ」といった要素を中心に据えたガンダムの粒子設定とは、そもそも目的や運用範囲が異なる。
“粒子”というキーワードは同じでも、世界観・役割・機能がまるで異なるため、そこをもって“パクリ”とは言いがたい。
でも「許しがたい」んだそうです。どうしたらいいんでしょうね。