前回の外見描写の話で思い出した事があったので、おまけとして乗せておこう。
登場人物の外見や身体情報を後まで小出しにする事での楽しみ方もあると思います。
キノの旅の主人公が本当は女の子だったという真実を知った時は、えらい衝撃を受けたのを覚えています。
あとカクヨムの作品にも、どんな性格の人物かだけを書いて外見描写は話数が進む事に明示されている方がいました。
私はそのキャラを気に入っていました。
「靴屋の仕事が荒いレプラコーン」という情報だけを見て、彼をヒョロい青年の姿で思い浮かべました。
でも話が進んで行く毎に、ビール腹のおっさんだという事が判明した時は、思わず「なん…だと…(;゚д゚)」って言っていましたね。笑
こういう、文字だけだからこそ出来る驚きも、小説を読む楽しみだよな〜と実感した出来事でした(´ω`)