起承転結ってあるじゃないですか。
作品を作る上での基本構造。
その承の部分について、考えていました。
ちょこちょこ近況ノートやらで、お話が承の部分に入ったからしばらく平坦な展開が続きますが飽きないでね!とか、まだ承部分だー中だるみしてきたわーとか書かれているのを見ます。
あれについて、私はずっと違和感を感じていたんです。
承の部分って、カクヨムしてるの楽しくないのか?って。
日常パートだから、イベントが起こる前だから、動きが少ないから、他の起転結と比べるとインパクトが少ないですかね?
でも思ったんです。
承部分って、作品にとっての骨組み部分なんじゃないかと。
承部分なくして、作品を好きになって貰うのは無理だと思います。
承ってその部分の間に作品に出てくるキャラクター達をどれだけ好きに(あるいは嫌いに)なって貰うかっていう所だと思うんです。
この部分で上手く惹きつけられないと、その作品のストーリーの出来がどれだけ良くても、ただの他人事のお話で終わってしまうのではないかと。
キャラクターが薄っぺらいとか、作者に動かされてるとか言われてしまうのは、ここを上手く書けていないからではないか、と私は思うのです。
他の方の作品を読んでいる時、ストーリーもさることながら私は自分が好きそうなキャラクターも探します。
その作品の中で、自分の一番お気に入りのキャラ。
そういうの決めて読んだ方が、面白いじゃないですか。お話に入り込めるし、感情移入もしやすい。
逆に私が好きになりそうなキャラが全く出て来ないと、一気にその作品への興味が薄れます。
歴史の授業とか、嫌いでしたからね。
性格も分からない偉い人達の過去の話とか、全く興味がそそられなかった。笑
でも大河ドラマは好きでした。
当時はどんな風な状況で、どんな感じの偉人が、どんな苦悩を持ってあの歴史に残る事を起こしたのか。
歴史の授業も大河ドラマでやってくれたらいいのに。(´・ω・`)(時間足りない)
承部分がつまらないって、もしかしたら登場させてるキャラクターが面白くないのかもしれませんよ。
本当にそのストーリーを紡ぐのに、そのキャラクターは最適な人物でしょうか?
この質問はいいかもしれない。
新しい話を決める時に考えるようにしてみよう( ..)φ