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自分の文体が欲しい①

最近、自分の文体について考える事が多くなりました。
現状は全くそういったものを意識出来ていないのですが、私も自分の文体というものが欲しい!
欲しいのです!!(`・ω・´)(大事な事なので)

「千里の道」を書き終わる頃までには見つけたい所です。
そしたらその文体で改稿出来ますしね。

で、考えてみた訳です。
自分の文体ってどう探せばいいのかなーと。
そして意図的に書きたいのなら、まずは自分の書きたい小説がどんな特徴持った物であるかを考えてみればいいのでは?と思い至りました。

とはいえ、小説によって魅せ方は変えるべきだと思うのです。
という事で、分類して考えてみます。

今連載中の物は三人称で書いているので、今回はこちらをピックアップします。
ジャンルはファンタジー。

まず文体って何なんだ?って考えた時に私が思い浮かべるのは、語り手の口調です。
ここに個性がある小説は、それだけでもおぉっ!(゚Д゚)って私はなります。笑

一人称小説では結構あるんですが、三人称でやってる方って、読者への伝え方に気を配ってるんだなぁ〜って思います。

あとはどんな単語を選ぶのか、とかも結構重要ですよね。
これによって読者の年齢層が決まったり、小説の雰囲気が決まる気がします。

十二国記シリーズは好きなんですが、結構堅めな印象を与えるファンタジーです。
私はそれよりかは柔らかい印象にしたいので、難しい表現は避けたり、擬音をよく入れたりします。

擬音についてよく議題に上がってるのを創作論で見かけますが、私的には結構好きです。
ただ、よく例にされる一行全部が擬音になってるのではなく、地の文の合間に入る擬音が好きです。
ふわふわの卵とか、とぷとぷと注がれる麦茶とか、そのものの音や映像を付け足してくれるようなのが好きです。
四文字のリズムがいいし、響きも可愛い。

擬音って、"本当の音"じゃないじゃないですか。
それでもその四文字を読むだけで、ありありとその情景が浮かんでくる。
どこでも使われてるような使い方ではなく、自分独自の四文字を探し出せたら、情景描写を表す最適の単語を見つけ出せた時と同じだけのアハ体験が出来るような気がします!
たった四文字に無限の可能性が秘められている感じ、イイ!(`・∀・´)笑

とろとろの蜂蜜、より、てろてろの蜂蜜の方が、私の伝えたい蜂蜜の質感に近い気がする!
とか、考えると楽しいです(´ω`)


ちょっと長くなりそうなので、ノート分けよう…。
なんか若干、文体の話から逸れてる気もしますが、こういった細い事を決めていったり考えたりする所から作られていくはずだと信じている!(`・∀・´)多分…

次は「登場人物の外見描写と心理描写」について考えてみようと思います!(`・ω・´)

9件のコメント

  • ぽちさんが、また西ホイホイな創作談義を書いている……。
    「文体」、いまぽちさんのなかでブームになってませんか?w

    >十二国記シリーズは好きなんですが、結構堅めな印象を与えるファンタジー

    たしかに。同じ国産ファンタジーでも、上橋菜穂子さん(「精霊の守り人」等)はかなり読みやすい文章をお書きになりますよね。

    最近、本をもらったので(ほら、国外で日本の本買うと高いから)冲方丁さんの「マルドゥックスクランブル」を再読したんですが、すごく読みづらく感じて驚きました。昔はすらすら読めたのに。
    ネット小説的な文体に慣れてしまったのかなぁ。一文が短めで、想像の余地のある描写は少なめで……?



  • ブームというか、低迷しているのかもしれませんw
    探り探り書いているからなのか、文章にブレがある気がして…。書き出しも迷うし…。
    自分の文体があれば、その辺カッチリ決められそうな気がするんですよね~。

    そうですね。Web小説読んだ後だと、やはり一般小説との違いを実感します。
    Web小説のテンポの良い話展開は好きなのですけどね。
    描写の仕方とかは、やはり一般小説のような感じの方が好きかもしれません。
  • 擬音はいいですよね。日本語で書く人の特権だと思ってます。(少なくとも英語には擬音ほとんどないですよね)

    英語だと、〇〇みたいに~ と例を挙げつつ描写するのが多い気がします。男性が女性を後ろからハグしつつぴったりくっついて寝るのは「スプーンみたいに重なって眠る」とか。そういう慣用句っぽい表現が好きだったりして。

    文章自体は、私は書き慣れてるほうだと(悩まないという意味で)思うんですが、逆にそのせいで「手癖で書く」みたいな弊害があるんですよね。
    かっこつけて書きすぎたり、ポエムっぽくなっちゃって気に入らなかったりが多い。1部や4部のサイドストーリーはあんまりうまく書けた感じがしないです(;´ロ`)

    なので私の課題は「どう書くか(文体)」ではなく「なにを書くか」なんですが、そのあたりもぽちさんと逆な気がして面白い。「千里の道」はテーマがしっかりしてるからなぁ。
  • スプーンの例え、好きです(´ω`)
    西さんはそういう例えを考えるの得意ですよね。他では見ない表現で、リアナの世界感も壊さない比喩を探してこられる。
    羨ましいと思っている部分の一つです_(:3 」∠)_ホシィ…_(┐「ε:)_ホシィヨ…

    サイドストーリーは本編よりもコメディ要素が強いので、それに合わせた調子にしているのかと思ってたんですが、納得いってないんですね。
    サイドストーリーならではの括弧書きとか、面白く読んでいますよ(´ω`)

    先にテーマ決めとかないと、終わり所が分からなくなるんですよね…。話もどんどん逸れていくし…。
    あの章題は、自分のための道しるべでもある気がします。笑
  • 英語には擬音ないんですか…!

    前に海外の方と話していた時、相手はビールの飲み方の真似をしてたんですが、そのクオリティが高くてびっくりしたんですよね。笑

    トュポンッ(栓を抜く) ドュクドュクドュクッ!!(喉を鳴らして飲む)

    お前どっからその音出してんの?って音が出てて。笑
    あのモノマネの上手さは擬音がないから身に付いた物なのかもしれないと今回のコメントで思いました。笑
  • >擬音ない
    言われてみると、動物の鳴き声系とかは擬音けっこうある気がします。食べ物系はあんまないかも……カリカリだとcrispy、ふわふわだとfluffyみたいな感じで、だいたい近い言葉はあるけどたぶん擬音ではない……。
    でも書いてて思ったけどこれって擬音じゃなくてオノマトペ? 

    音真似は私の知り合いもうまいですw 不思議なことに、しゃべるときはOKなのに文章には出てこない……と思う……んですよね。

    外見の話にもくいつきたいのでまたお邪魔しますw
  • オノマトペと擬音語の違いが分からず、ググってきました。_(┐「ε:)_笑
    確かに擬音語だけってより、擬態語も含めた話として語ってました。

    何だろう、外国の方は教養として身に付けるタイミングがあるんだろうか?笑

    ぜひ!意見聞かせて下さい〜(´ω`)
  • 自分の文体、重要なテーマですね。
    自分らしさってなんだろう、というのは考えたことはあります。
    文体については個人的には自分が気に入った、自分で推敲してこれでいい、と思った文体が自分の文体なんじゃないかと思います。
    なので、あまり意識してこの文体で行こう、とは思っていません。
    いずれは必要なのかもしれませんが……。
    擬音語も面白いですよね! てろてろのはちみつ、おいしそうです。
    ただ、「小説は懐中電灯」でも書いたのですが、小説の難しいところは、読んで下さる方に届くか、というところです。
    ムハムハで想像して下さる読者と、むはむは? なんじゃそりゃ? となってしまう読者がいると、後者にはこのイメージが届かない可能性がある、というリスクがありますよね。
    なので、おっしゃる通り、ターゲットとする読者層も関係するのかもしれませんね、まだそこまで考えては自分はかけませんが……。面白いテーマありがとうございます!
  • >木沢さん
    推敲していてこれでいい、なかなか文体として意識する所まではまだ見れていない気がします…。意味として通じるかな?って考えるばかりで…。
    精進ですね…(-"-)

    小説は懐中電灯、とても良い表現だと思ったんです。
    それだー!!(*‘∀‘)ってなりました。小説を表すのにぴったりな表現ですよね。

    ムハムハ…、私には鼻息荒くにやけた絵が見えますね(´◉◞౪◟◉)ムハムハ
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