久しぶりに、昔読んでいた好きな小説を読み返しています。
当時は自分で小説を書くなんて思ってもいなかったので、今読み返すとまた違った観点で読めるかなーと思ったので(´ω`)
で、読み返してみると、やはり気付く点はいくつか見つかりました。
①無駄な文がない
選びとるシーンや背景を表す情景描写が立体的に感じられる最適な単語が選ばれてる。
その切り取ったシーンも、その先の展開がスムーズに進むような場所が設定されてる。
②最適な間が取られている
改行だけでなく、句点も時間の経過を表しているのだなーと思いました。
「腕を伸ばして彼女の柔らかい髪に触れた。」
と書かずに、
「腕を伸ばす。彼女の柔らかい髪に触れた。」
とした方が、ゆっくり手を伸ばしているように感じます。
どこかの創作論に、複数の短文をくっつけて一つの文にした方が文学的だ、みたいな事が書いてありました。
作者の文章作成能力を見るのに、主語が複数含まれている文をよどみなく書けるかで見極められますよ、という物でした。
それを鵜呑みにした私は、出来るだけ一文で表せられるようにしよう!と頑張ってたんですが。笑
そーか、こういう事も狙ってやるべきかもな、と考えを改めました。
武器は少しずつ増やしていきたい所ですな(´ω`)
プロの作品は、読者の想像力を駆り立てる間合いが秀逸なのだろうなーと思いました。
その為には、改稿、改稿、改稿が大事!
何度でも読者の気持ちで自作を読み返した方がいいのだろうな…。
もう少し武器が増えたら、また改稿してみよう。φ(・・*)ゞ ウーン