グアムにて
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886395909/episodes/1177354054886709022この時、もっと怖いことがありました。
心霊じゃないので番外です。
このホテルはビーチが目の前なので
みんな部屋から水着にTシャツで移動していました。
その日もビーチに向かったのですが
忘れ物をしたので、一人で部屋に戻りました。
すると、私の部屋の前辺りに人がいました。
お隣さんかな?と思いながら長い廊下をずんずん進んで行きました。
すると、その人は後ずさって
逃げるように突き当たりのドアへ入って行きました。
なんだろ?と思いながら、私は部屋を開けて忘れ物を持ち出しました。
その時の私は
水着にTシャツ、首にシュノーケルとゴーグルを下げて、腰には浮き輪。
ビーサンでペタペタと笑いながら向かってきたら
怖いかも(笑)
だから逃げたのかな?と、呑気に考えながらビーチへ戻った。
しかし、よくよく考えてみると…
部屋の前にいたのは、現地の人っぽい若い男性。
観光客っぽくなかった。
手ぶらだった。
彼が入っていったドア、よく考えたら非常階段だった…
部屋は9階。
階段を使うのは不自然だ。
エレベーターは私が乗ってきたので
私の背後にあった。
泥棒?
ここはUSA。
銃を持っていてもおかしくなかった。
ほんと、平和ボケには何より背筋が凍るよ…