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電灯スイッチ

 家を建てる時に気を付けて欲しいのが各種スイッチの位置だ。
うちは、自室前の廊下にある電灯のスイッチが、開けたドアの蝶番の向こう側にある。
つまり暗い中を探らないとスイッチに辿り着けない。
ここは開けた直ぐ横にスイッチがあるべきである。
なので、部屋に入る時は真っ暗に消してからドアを開け、出る時は真っ暗な中でスイッチを探らないとならないという不便さが発生していた。
建築会社、アホだろ。
建て主がそれに気づかなくても素人なんだから許されるが、プロがしっかりしてくれないと困る。

 そんな電灯をセンサーライトにした。
点いたままドアを閉めておけば自然に消えて、ドアを開ければ勝手に点く。
さらに昼間の光量で消灯する。
それが実現すれば至れり尽くせりだろう。

 だが、反応が良すぎるのか、消えてるところを見た事が無い。
消えるのはドアを閉めたあとで、開けた時にはもう点いているのだ。
つまり、体感ではずっと点いている状態だ。

 人を立たせて実験した。
するとその人に反応してずっと点いていた。
当たり前だ。

 部屋の中を暗くして外から漏れる光を確認することにした。
暗い中待つと隙間から漏れる光が消えた。
そして、ドアに近付くと1.5m手前で光が漏れた。
間にドアがあっても反応するって凄いな。
どうやら正常に動いているらしい。

 さらに、廊下の奥なため、昼間の光量が低くてずっと反応していることが発覚した。
昼間なのに階段を上ったところで点灯するところを目撃した。
間に障害物が無いとかなり先から反応するようだ。

 まあ、昼間は電源を切っておけば問題ない。

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