『けんどん』って、今はもう使われていない言葉なんですね。
「台所の食器棚のけんどんには保存食を……」
みたいな会話を昨日した時に、通じなかったんです。
「けんどん?」
「けんどんって何ですか?」
ビックリしてネットで直ぐに調べたら、扉を外すタイプの家具とかを『けんどん式』とか言ってたみたいで。昭和ですね。
うちの食器棚は扉は外れないのですが、ずっと、もうずっとそれを『けんどん』だと思っていました。
漢字も解らないし、も、もしかして英語?とか思ったりして………。ケン・ドーン。
年齢が近い友人にも通じなかったです。
ネットで分かり易い例えが載っていたのですが、出前のおかもち。
あれ、けんどん(式)だそうで。
そもそも、『おかもち』も知らない人多いかな。
出前館もウーバーも、オカモチは使っていないですからね。
私は近況ノートでよく『台所』も使いますが、今は『キッチン』ですよね。
台所が何かわからない若者も多いのかな。
あと、うっかりするとよく出てしまうのが、
『えもんかけ』。
ハンガーを『えもんかけ』と言ってしまいます。
自分が生まれてから一度も『えもん』をかけた事ないのに。
私の中では『えもんかけ』がインプットされています。
そして、もうひとつ友人(同年代)に通じなかったのが、『尻たぶ』。
耳たぶの尻バージョンなんですが、お尻のタブっとした部分を『尻たぶ』って言いませんか?
今の若い子は、お尻もキュっと上がっていて、タブっと垂れていないから、使わないのかぁ。