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やらかしてんで

ども、ぱのすけです。
「S岳のこと」完結致しました。

えー最終話を読んだ相方からの「カクヨムってさ完結したかどうか分かりにくいね」の一言で気付きました。

(了)って付け忘れてんでぇ……!

ハイ、先程慌てて付けときましたです。
完結したのに安心して寝落ちしてからの大失態でございました、いやはや。

1日寝落ちして更新飛ばしたり、作中での時間経過を間違えたり、安定のやらかしでしたが何とか終わりました。えがった!

元々、この話はYouTubeで聞いた地元の心霊話に着想を得たものでした。深夜、山から下りて来る葬列の話です。
怪談スキーでその手の動画ばかり見漁っているのですが、結構聞いたことのあるような話が多かったりもします。

そんな中で聞いた「山から下りて来る葬列」の話はガツンと来ました。しかも地元ときている。
深夜の暗い闇の中から、葬列なんていう前時代的なものが下りて来る。
その絵面だけでゾクゾクします。

現代においては「葬列」も「花嫁行列」も廃れて久しい慣習です。
冠婚葬祭はそれぞれの地方にそれぞれの習慣に根差した様々な風習があったのでしょうが、現状どんどんと失われています。

民俗学の研究者さん達がきっとせっせと記録してくれているのでしょうけど、ちょっぴし寂しくも感じるのです。

でも「民俗学」とタグのついたホラーが多いように、失われて行く日本の風習に根差したホラーは根強い人気があります。私自身も大好きです。

これからも私のホラーは「民俗学」風な、因習、風習に根差したものを書いていけたらな、と思っております。そのためにはもっと勉強しなきゃです。
精進いたします。

次回はちゃんと(了)ってつけるぞ! ってそこからかーい!!

少々?のやらかしと共にでしたが、無事に完結しました。
「S岳のこと」
一応リンク貼っておくので興味のある方は読んでみてください。

https://kakuyomu.jp/works/16818093076272527687

4件のコメント

  • これは…過去イチのやらかしじゃないでしょうか。何なら続きを楽しみにしてしまっていましたが…(笑)、でも改めて読み返すと、あの一話で終わるのは何ら破綻がないですね。

    因習や風習に端を発するホラーは確かに怖いのですが、同時に、それらがどんどん時代の波に呑まれてしまってもいて、あとどのぐらいテーマにしていけるのだろうなとも思います。上手く言えないんですけど、ちょっと歯がゆいですし、勿体ない気がします。
  • 『その絵面だけでゾクゾクします』
    ええ、ゾクゾクしますとも…(泣)。

    色々な物が時代の波に消えていくというのは確かにさみしいものですね。
    でも、それを懐かしんで文にする…というのは、ホラーや民俗学に限らず、意外と多いなぁという印象です。
    皆、色々想いがあるのですねぇ。
  • >待居 折様

     てへぺろ! じゃ、済まされないやらかし…
     
     思えば、「フォーン」は完結してないし他は読み切りばかりで、『了』と書く機会がなくて超失念。情けないことでございます。

    因習、風習は時代の波に呑まれていっていますが、意外とホラーの中で生き残っていくのでは、と勝手に思っております。
    三津田信三のような、民俗学調のホラーミステリーが人気になるあたり、風習は失われるばかりではないです。きっと。
  • >幸まる様

     近況ノートで泣かせてすいませんです……。

     生活の中で見なくなったからこそ、物語に留めるというのは大いにありますよね。

     私もいつか、築100年だった祖母の家をモデルにして物語を書きたい野望があります。もう壊してしまった家ですが、典型的な農家の造りでした。

     半地下の貯蔵庫だったり、牛小屋の脇にあるトイレだったり、現代では中々体験できないことばかりの家でした。
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