まず、この物語を読んで下さり、ありがとうございます。感謝してもしきれません。
盲目少女はエタらない為にも、10万字縛りで書いた作品でした。なので登場人物や、地の文も出来る限り削ぎ落としてます。
インスピレーションを受けたのは『とある竜の恋の歌』という歌ですね。
圧倒的なファンタジーな歌詞と、素晴らしいメロディなので、ぜひ余韻にひたる意味でも聞いて見てください。ドイツ語バージョンも素敵です。
打ち切りのような終わり方ですが、紆余曲折を経て最初に考えたラストシーン(タイトル)に着地できたので、大正解だと私は胸を張って言いたいです。
少女は治った目で初めて竜を見て、そして希望を見つめながら物語は次に向かう。物語はいつまでも終わら事を知らないのだ……。
そう!胸にはいつもネバーエンディングストーリーです('ω')
そんな生きたお伽話のようなラストにしたかったのです。
プロット段階ではジャンルが童話だったので、地の文にもあえて少女の名前を出しませんでした。竜の名前も同じくですね。
少女が竜を殺した理由がわかりましたでしょうか?
ドストレートに言えば【黒き竜の愛】ですね。
そしてエピソードで分かる三人の過去。これを踏まえてパナケアの行動を読み返すと、葛藤やジレンマといった、また違った一面が見えてくるかもしれません。
人によっては蛇足ですかね……。最後は明るくしたかったので。女は強し。そういう事で。
竜の都とは? 中央大陸の人間は、なぜ衰退と繁栄を繰り返しているのか? 猛毒である独毒の装置を作った者は? 竜の額の十字傷の秘密とは?
タイトルは『少女が竜を助ける理由』『少女が竜を愛する理由』『竜が少女に託した願い』等々。
掘り下げると、いくらでもいけそうですね笑。でも今は全く違うものを書いてるので、また何年後かに気軽に続きが書けたらなぁ……と思います。
あと、プロローグは不評だったので飛ばしました。気になる方は、なろうの一話目に載せておりますのでそちらまで。
ほぼ変わりませんが、完成度はこちらの方が高いと思われます。
ではでは! 次回作でお会いしましょう!