ジャンプ+で連載していた群馬の漫画が今日打ち切りとなった。
正直、面白くなってきたからかなり残念。
やっぱりあのド汚い画が今の綺麗な画になれてしまった読者には受け入れられなかったんだろうな。
ただ、漫画の画なんて正直、部屋のインテリアコーディネートみたいなもの。
部屋の間取りが内容だとすると家具や内装が画。
家具や内装なんて個人個人の好み。取り換えようと思えばすぐにでも取り換えられる。
ただ、間取りは中々、変えられない。帰るとしたら建て替えか大幅なリフォーム工事が必要。
間取りはそんなに面白い物ではないのに、インテリアや内装で華やかに見せている建売やマンションなど幾らでもある。
ギャグ漫画なんて最初の方は全然面白くない。
ジャガーだって最初の2巻くらいは全く面白くなかった。
2巻以降も全く面白くない回だって沢山ある。
でも、たまに異常に面白い回があり、それが凄く印象に残る。
今やってるフードファイターのやつだって全く面白くない。
担当編集が今やっている作品が面白くないからキレて「俺が書いた漫画の方が面白い!」と言い、勝負を挑んで、それに対抗したウスタが書いた話がフードファイターの中で一番面白かった。
「おっ!これで、大会編が終わって日常回になるか!?」と思って期待したが直ぐに大会編が再開されてゲロを吐いた。
でも、ウスタ作品が好きなので見続けよう。
群馬の漫画は面白い回というのは打ち切り時点までなかった。
しかし、リズム感とか面白いコマとか面白い一文は多々あった。
ヒロインである馬見が爺さんの飼っている豚に乗って登場したシーンはそこそこ面白かったので印象に残っている。
可愛い女の子がいっぱい出てきて面白い事やオトボケをしたり、アンジャッシュのようなスレ違いコントのようなギャグ漫画だったり、訳わからん内容のギャグ漫画って最近見ない。
(私が見てないだけかもしれないので、そういうのがあったら教えて欲しい)
なので、群馬の漫画は訳わからん枠で残して欲しかった。
なんかもう、こういう作品は表に出てこないのかな。
絶対、人気は出ないし、売れない。
赤字になるような作品を残すのは費用対効果で見て得策ではないという判断は企業にとって当然。
ただ、未来の投資としてこの作品を残して欲しかった。
このようなド汚い画でもジャンプで載るんだ!という事が読者に見えていれば画や内容に自信がない人だって持ち込みなどがしやすくなると思う。
まあ、今はサキュバスのやつが面白いからそれで飢えを凌ぐ事としよう。