• ミステリー
  • SF

化け物バックパッカー、集落の舞を踊る。 公開しました!

「ソウイエバ、最初ハ坂春サンヲ疑ッテアマリ口ヲ利カナカッタヨネ」
「そこでタビアゲハが顔を見せて、ようやく信じてくれたんだよな」
「アア、ナンダカ恥ズカシイトコロヲ見セテシマッタ……」

https://kakuyomu.jp/works/16816700427100310082/episodes/16816700427499324939

こんにちは、オロボ46です。
今回はある渓谷の下のエピソードです。



「ドンナ舞ヲ、踊ッテイタノ?」

 下が見えないほどの、赤茶色の大地に存在する深い渓谷。

 その下から見る空は、細かった。

 変異体と呼ばれる化け物は、恩人であるふたりを渓谷の下へと案内する。
 恩人のひとりは顔が怖い老人。もうひとりは変異体の少女。
 ふたりとも、背中にはバックパックが背負われていた。

 3人が近づく音を聞いて、犬は弱々しい耳を上げた。



次回は10月8日(金)です!
ぜひ見てくださいね!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する