「目元の表情の違いだけでも、ボクはイザホが伝えたいことがわかるのさ。だって、ボクたちは相思相愛だもん」
戸﨑享様
『「週刊カクヨム!」~毎週新しいノベルと出会える週刊誌~』
2021ー9/4~ 週刊カクヨム No.64 (スポーツ作品+ゲスト・連載作品)
【
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897221146/episodes/16816700427115880533】
(↑のURLはNo.64の目次に飛びます。その中の「先行公開<ACT1 喫茶店【セイラム】>」のURLから先行公開の作品に飛べます)
こんにちは、オロボ46です。
今回は戸﨑享様の『「週刊カクヨム!」~毎週新しいノベルと出会える週刊誌~』にて、オロボ46の新作長編の先行公開を行っています。
――もしかして、わくわくしている? イザホの顔に怖いっていう感情が読み取れないよ――
ホワイトボードを前に首をかしげる、二足歩行のウサギ。
瞳の中にある紋章でそのウサギを見つめる、“イザホ”と呼ばれたその存在は静かにうなずいた。
――10年前の事件、知っているか?――
紋章と呼ばれる、機械の代わりに埋め込む魔力を持った技術。
その紋章の技術が発達した地方都市『鳥羽差市』に、見慣れない人物が自動運転の自動車を走らせていた。
ひとりは、タキシードを身に包んだ、二足歩行の喋るウサギ。
もうひとりは、どこか不気味な存在感を持つ少女。
マスクで口を隠し、黙ったままウサギの会話を聞くその姿。
それは、10年前の事件を否応にも思い出す姿だった。
――愛するふたりの新生活の、最初の思い出としては悪くないけど――
やがて、ふたりは森の中にある喫茶店【セイラム】を訪れる。
それが、10年前の事件を思い起こす、ある事件の始まりとは知らずに……
【下書き共有システム】
登場人物などの必要な情報があらすじとともにまとめられた「イザホのメモ」(第3話から)。
紋章ならではの世界観や登場人物の新たな一面を垣間見る「サイドストーリー」(ACT1内では第2話のみ)。
下書き共有の機能によって実現した、このふたつのシステムを体験せよ。
(この小説内で出てくるURLは、すべて専用の下書き共有ページに繋がります)
今回の先行公開では、第1章である「ACT1 喫茶店【セイラム】」(全7話)がまるまる読めてしまいます。
引っ越してくるきっかけから始まり、イザホとマウの関係、喫茶店【セイラム】の特徴、サイドストーリーでは現代のスマホと未来のスマホについての比較、10年前の事件におけるある都市伝説に、イザホたちに襲いかかる恐怖……そして、主人公であるイザホの正体……
(実は過去の設計図でネタバレしちゃったのは内緒!)
見所満載のACT1を一足先に体験して、鳥羽差市の魅力の一部分を味わってみましょう!
ちなみに、真のタイトルは最後の第7話で明かされます。
(このタイトルは過去の設計図から変わっています!)
読んでくれた方は、ぜひこの近状ノートに感想、下書き共有システムの意見、アイデア、物語上の疑問点などを書き込んでください! たいへん励みになります!
(下書き共有機能にはPV数を確認できないから、読んでくれたかわからゴニョゴニョ……)
ぜひ見てくださいね!
この物語が、誰かの紋章となりますように。