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化け物バックパッカー、冷風の吹く朝を迎える。 公開しました!

「よかった? この男を探しているんじゃあなかったのか?」
「いや、よかったって思っているのは、変な目で見られなかったって意味よ。ほら、“変異体”って、元人間なのに、みんなに嫌われているじゃない?」
「……ああ、変異体を探していると言ったら、偏見の目で見られるんじゃないかって思ったのか」

https://kakuyomu.jp/works/1177354055054376953

こんにちは、オロボ46です。
今回は「冷風」をテーマにしたエピソードです。



使われなくなった駅に、コートを大量に着込んだ人物が住んでいた。
ある日、その駅に泊まろうとふたりのバックパッカーが訪ねてきて、コート人間はそれを了承した。

その翌日、バックパッカーのひとりは自動販売機に向かう途中、旅をしている貴婦人とであった。
一方そのころ、もうひとりのバックパッカーは駅のホームの景色を楽しみ、コート人間は体を温めるために大量のカイロを抱えていた。

コート人間は、まだ気づいていない様子だった。



ぜひ見てくださいね!

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