「それでよお、オッサン……ズルズル……あんた、どんな仕事してんの？」
少年は割り箸で麺をすすりながら会話を初めてきた。
「……ちょっとした商売である」
「商売？ 自分の店とかもってんの？」
「いや、各地を転々として商売をしている。どちらかといえば行商人に近いな」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935727769/episodes/1177354054935769406こんにちは、オロボ４６です。
今回は、第一弾の「バックパッカーの老人、化け物と出会う。」から登場しており、「化け物バックパッカー、本の世界に引き込まれる。」で再登場した、あの少年に纏わるエピソードです！
喫茶店の店主に向かって、過去に変異体と関わりを持った少年の話をする商人。
過去に彼は、“化け物運び屋”と呼ばれる職に持つ友人と再開した。しかし、その友人は、ある出来事で落ち込んでいたのだった。
そこへ、商人の友人のことをセンパイと呼ぶ、謎の学生服の少年が現れるのだが……
ぜひ見てくださいね！