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商人の我輩、模様のない満月につぶやく。 公開しました!

「この星の月はいわゆる人工衛星である。クレーターの模様まで再現することができなかったのだ」
「本当ノオ月様ハ、模様ガアルノ?」
「ああ、貴様がよく聞いたであろう絵本の物語に出てくる月に模様があるのは、この星のモデルとなった“地球”から見える月のイメージが存在するからである」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054921907723/episodes/1177354054922187095

こんにちは、オロボ46です。
今回は変異体に向けた商品を売る男、信士が主人公のお月見エピソードです。

地球とそっくりな星。
そこには“変異体”と呼ばれる、かつては人間だった化け物が存在していた。

とある満月の夜、山道の入り口に1台のタクシーが停まった。
そこから現れたひとりの男。
彼は仕事で、変異体の目撃証言のあるこの山を訪れていたのだった。

仕事が終わった時、男は満月を見て疑問を呟いた。



「あの満月は、なぜクレーターの模様を作らなかったのだろうか」





ぜひ見てくださいね。

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