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リリアン 翆色の革の表紙の本

とりあえず、とりあえずです。

カクヨムなので作家様も沢山いると思いますが、ストーリーの浮かび方やら構成の仕方は人それぞれだろうと思います。

私は初めから最後まで一気に映像が浮かぶタイプで、理想を言うとこんなちまちま文章なんかにせずに頭をカパッと開けて、貴方の頭にインするのがダイレクトに楽しめていいと思うんですが、まぁ、現実的に無理なので、こうやって書き起こしているわけです。

この感覚が伝わるかは分かりませんが、頭が速くなる日があります。
焦燥感が一番近いのかな?
よく回るとかでは無く、ただ感覚が速まるだけなので、子供の頃は嫌でした。

しかし、その時の高速化して不可思議な頭の時にしかお話は捕まえられません。

リリアンもそんな話です。

その中でも、この映像をどうやって文章にしたらええねんと一番困ったのがこの翆色の革の表紙の本の章でした。

話はわかる。
映像もある。
何故だか、登場人物たちの心情もわかる。

自分だけ。

それを人に伝えるというのはどんな物でも難しいとは分かっていますが…じゃなきゃ失恋なんて無いだろうしね。

伝わったか伝わらないかは分かりませんが、とりあえず書きました。

の、とりあえずです。

各作家毎に理想の作品形態というのもあると思います。
例えばワンピースの作者は完全に矛盾がないものが描きたいと仰られておりました。

マジすげー。

マジすげーけど、私は少し違いまして、どっかで起こっている事を覗き見して、それを過不足なくスッとそのまま伝えるのが理想的なのです。

それが完全に無理やろと思った話が書けて少し満足しました。

結果的に、完全に無理でしたが、それはそれでいいと思っています。

よくキャラが勝手に動くとか、キャラを勝手に動かしていたらしっちゃかめっちゃかになるから制御するべきだなんて話もありますが、出来ればキャラは勝手に動いてメチャクチャにして欲しいと思っています。

それを統制して世に出すのが作者の仕事だと。

まぁ、完全に無理だった作者が言うべきではないとは思いますが、自分すら制御出来ないのに、自分のキャラが素直に動いてくれる訳などないと思うわけです。

難産ではなかったし、楽しかったですが、リリアンは少し文章化する際のカロリーが高いです。

話はまだ続きますが、とりあえず。

この後もどうすんねんこれが幾つかあるんよなぁ。
転々転生はあんなに楽だったのに。

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