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沖縄学の父伊波普猷

ついに第9話で登場した沖縄学の父伊波普猷についてネタバレにならない程度に話したいと思います。

彼は1876年、那覇の西村(現在の那覇市西1丁目3)で生まれました。
幼い頃はよく泣き、ご飯を食べない子だったそうです。

小学校は今は無い沖縄師範学校付属の小学校に通い、中学校(旧制)は沖縄尋常中学校に通います。
そこで田島利三郎先生という恩師に出会います。
利三郎先生のおかげでおもろさうしに出会います。
17歳~18歳の時に尋常中学ストライキ事件で首謀者の1人として退学になります。
ストライキ事件の際は彼の家が拠点として使われていたそうです。
その後上京し、東京大学教養学部の前身1高を受験しますが、失敗して1900年まで浪人生活が続きます。
1900年に京都大学教養学部の前身である3高に進学し、1903年に東京大学の前身である東京帝国大学文科大学言語学科に進学します。
同級生には橋本進吉や小倉進平、後輩には金田一京助がいます。
1906年に大学を卒業して沖縄に戻ります。この時、30歳です。
1910年には沖縄県立沖縄図書館が設立され、そこの館長になります。
その翌年に兼村未来が持っていた「古琉球」という本を出版することになります。

作中では40歳の男性として登場します。
主人公たちにどのような影響を与えるのか、それは物語を見てからのお楽しみです。





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