三作目も無事完結しそうで、少しでも読んでいただいた読者の皆様には、ただ感謝の一言です。

終始暗い内容の話ですが、何でこんな話を書いたのかと言うと、こんな感じの夢を見たからです。
タイトルが悪夢なのも夢だからです。
まんまこの通りと言う訳ではなく、もっと断片的な内容でしたが……。
特に読者に嫌な思いをさせてやろうとか、権威がどうこうとか、田舎がどうこうとか、そういう意図はないです。
じゃあ何でこんな話を書いたのかって言うと……印象に残った夢だからです。
「こんな夢を見た」というのを物語にして書いてみました。
改めて読むと、なんか一昔前のNTRもののエロゲにありそうな展開だなと思いました。
需……要?
ちょっと分からないですね……。

しかし、適当に書いたわけではありません。
最後まで真偽のはっきりしない後味の悪い話ですが、現実に白黒はっきりするお話は少ないと思います。
その中でも真実を明らかにするか、それとも多くの人の幸せを考えて、あえて触れずにおくのか、皆様ならどうお考えになるでしょうか。
そうしたことを考える機会になれば幸いです。
一人称語りの形式を用いた理由には、嘘か本当か分からないフィクションを書いてみようという気持ちがありました。
私は大学生時代、図書館通いで本を読み漁っていた時期があり、その中でこういう形式の本を読んだ事があります。
阪神大震災を題材にしたものだったと思います。
最後まで読めばフィクションだという事は明白だったんですが、最初の方は実にそれっぽく書かれていたので、途中まで本当にあった事だと信じていました。
だんだんオカルトというかフィクションが強くなって、あっ作り話だなと思ったんですが、そこまでは「こんなのあるのか」「嘘かな?本当かな?」と思いながら、ドキドキして読んだ記憶があります。
今思い返すとバカみたいですけどね。
まあ悪夢の村は冒頭で「フィクションです」と断っているので、最初から嘘なのは明白なんですけれども。
日付があり得ないのも、分かりやすいフィクション要素です。

前作「竜の宝玉」と比べて、今回は書きやすかったです。
一人称語りで、お話の展開も決まっていましたから、スラスラ書けました。
凝った文章にしようと思った「竜の宝玉」が特別に難産だったというべきでしょうか……。
次の作品はまた違うものを書こうと思っていますが、ちょっと遅くなると思います。
具体的に何時になるかは言えませんが、来年になるかなと。


追記:私に妹はいないので、元ネタの夢に出てきた妹は非実在妹です。