どうも、週2更新もできていないクソザコナメクジです。
土曜16日に更新する予定でしたが、私事が重なり頓挫。
17日は朝日杯フューチュリティステークスと中国瑞獣シンポジウムだったため、競馬場でシンポジウムをオンライン視聴ということをしておりました。
朝日杯フューチュリティステークスは負けましたが2歳新馬戦で単買いが25倍つきましたので、ルーラーシップありがとうございます。来年、ルーラーシップ産駒がまた活躍してくれると嬉しいものです。
朝日杯はともかく。
本日中に更新したかったのですが、途中で駄目だコレとなったので、諦めました、無理なものは無理。
冬の調子の悪さは常なんですが、悲しき。すぐ疲れてしまう。早く夏になって。
まだ序盤ですが、さっさと冒頭につなげたいものです。
ところでシンポジウム。
瑞獣や図表シンポジウムということで、いくつかの発表がありました。研究ですので、一説というまでにもいかない感じなのですが、そのぶんみなさま自由に語ってました。
自由すぎた。
麒麟を語るというていで、気づけば五行説を語る先生。五行エキスパートの洗脳である。
麒麟はどちらかといえば古い瑞獣(春秋左氏伝にあるので戦後期には見受けられる)なのですが、後漢から魏晋にかけて王朝の正統性論理のために、五行の木性やら土性やら火性やら、属性をつけまくられたそうです。
麒麟は仁政の象徴で、権力者にこすられまくってますが魏晋南北朝以後は安定した瑞獣だったようで……後漢のフィーバーは初めての長期政権のあらわれなのかな。
他、梟、白沢とありましたが、井戸の話が興味深いものでした。
井戸は水場で生活の場であり、吉兆をもたらし、文学では異界の入口と見られていたというデータ。
そう言われると、様々な伝承逸話創作において、異界の入口は井戸や門、扉などの人工物だな〜と思い、興味深かったです。
昔の井戸の絵も見れたのが良かった。木(枝)を利用して汲み上げるもの、テコの原理、滑車。北魏の絵にテコの原理を使うものがありました。滑車は存在してましたが、とかく作るのに経費がかかるので、たくさん作るわけにいかなかったらしい。
白沢は南北朝隋唐くらいからなんでか出現してる瑞獣ですが、私はいまいちわからず、今回もようわからん! でした。日本に輸入されたあと、めちゃくちゃ色々アレンジされているのを見かけるので、あまり中国って感じがしないのもあります。
来年は国際シンポジウムするそうです。ご興味あるかたは、オンライン参加おすすめです。