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突然ですが、鬼滅の刃って

残酷描写半端ないですよね。

あれ、少年誌であるジャンプに掲載されているものなんで、つまり、R15どころの騒ぎではなく、それ以下(おそらく6~14歳くらい)が購買層なわけですが、それであの残酷描写が許されているわけです。

同様に、倫理的人格的に「これどうなの?」と思うキャラも非常に多い。
敵キャラである鬼が残忍なのはもちろんなんですが、味方であるはずの鬼殺隊の皆さんも倫理的人格的にどうなのってキャラがあまりに多い。まともな人って、鱗滝左近次さんくらいじゃないですかね…。

いやあ、あんなの、道徳観が確立していない年齢層がターゲットの雑誌に載せていいんですかね…と、つい心配してしまうんですが、いや、いいんでしょう。ジャンプという押しも押されもせぬ人気を誇るブランド雑誌がそういうレイティングで作品を載せてるんだとしたら、それが日本のレイティングの基本と思って差し支えないんでしょう!

……え? あれ? じゃあ、なんで自分の作品、残酷描写で運営にダメだしされたんだろう?

自分、8月はじめごろでしたか、運営にダメだしされたんですよ。性描写と残酷描写を書き直せ、期限は3日(!)。できなきゃとっとと消せと。
その時ちょうどリアルが忙しく期限の延長を願い出たんですが、延長されたのは+2日だけ。5日ではとても修正しきれませんので、やむなく下書きに戻しました。

 にしても、自分の書いてたものの残酷描写は、はっきり言って鬼滅の刃以下のゆるさでした。しかも、零細垢なんで読んでる人もほとんどいない。つまり影響力も皆無。残酷描写の警告はしてたんで、自分的にはR15のつもりでしたが、鬼滅の刃の描写を大手出版社が中学生以下OKとしてるならあのくらい何の問題もない描写だったはずです。

そんなものに、なんで訂正削除要請出してきたんですかね、カクヨム運営さん…。
まさかって、「お仕事してます☆」的なノルマ達成のために必要だったんでしょうか?
そのために、売り上げに影響しない零細作家を生贄に選んだんでしょうか?

性描写のみなら、削除すれば済むんで5日の猶予でも間に合いました。でも残酷描写は結構文章量も多く、ただ切れば済むという話ではなかった。しょうがなく公開停止にしたわけですが、自分としては全然納得できておらず、日々疑念がつのってくるばかりです。

「人気がない」「売れない」ものには厳しく当たり、「人気がある」「売れてる」ものには大甘になる。
これ、今の日本のいたるところで見られる傾向で、さすが人権感覚のないネポティズム国家ならではだなと遠い目になるんですが、こんなことをしているとピラミッドの底辺がどんどん崩れて、この国の産業も文化も廃れていくだけだと思います。

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