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ナイトメアー・ビフォア・クリスマスを見て思った事

 2025年のハロウィンの金ローは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』でしたね。トイ・ストーリー・オブ・テラー! との2本立てで放送していましたが、気付くのが遅かったのでトイ・ストーリーの方は見逃しました。見たかったのはナイトメアーの方だけだったので無問題です。
 実は私、ナイトメアー・ビフォア・クリスマス、未見だったのですよね。昨日が初見でした。名作だと言う話があったのでどんなものなのかしらと見ていたのですが、作中で無茶苦茶歌いまくるので若干引いてしまったり(汗)。

 中編作品なのもあって物語は結構シンプルで、如何にもティム・バートンらしい展開でしたね。個人的にはこう言う作品があってもいいねと言う感想です。ストーリーは絶賛するほどではないかなあ(※個人の感想です)。
 特筆すべきはキャラデザと動きですね。これは素晴らしい。奇妙で不気味なキャラ達が自在に動きまくるのを見るのは楽しかったです。

 そこでふと思ったんですよね。今のディズニーにこれを作る事は出来るだろうかと。ナイトメアーは1993年の作品です。その頃のディズニーにはデザインの多様性がありました。
 もし今この作品の企画が動いたらCG映画になる事でしょう。そうなると、あのような独創的なデザインでGOサインが出るでしょうか? とてもそうは思えません。

 今のディズニーのアニメって全てデザインが似通っているでしょう。ディズニーどころか、他のアメリカのスタジオのCGアニメもキャラデザにおいては似た系統です。それが一番売れると言う結果が出ているからなのでしょうけど、だからこそ無難なんですよね。
 昔はアニメスタジオによっては独自デザインのCGアニメもありました。それも時代と共に消えてしまいましたね。少し淋しい話です。

 ナイトメアー・ビフォア・クリスマスは1993年当時に作られて良かった。金ローでこの作品を見ながら、そう感じた私なのでした。
 

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