• 現代ファンタジー
  • 異世界ファンタジー

AIについて

「AIって最近勢いスゴイよね」
「ちょっと前までは身近なAIってシリくらいだったのに」
「私、アンドロイドユーザーだから知らん」
「アイフォーンユーザーでも積極的に使う人はあんまりいないんじゃね? 知らんけど」
「知らんなら話題に出すなし」

「最近話題になったのはAIイラストとチャットGPT」
「他にも作曲するAIとか小説を書くAIとか声真似するやつとか出てるね」
「進化のスピードはえー」
「アメリカかどっかの偉い人が数年後にはAIが映画撮る時代が来るでって」
「バラバラに進化してきたAIが統合されればそれもあるかもだ」
「スゴイ時代だねえ」

「AIイラストのクオリティが高くなったからもう写真は証拠じゃなくなっちゃうね」
「捏造し放題だもんねえ。困った時代だね」
「そう言えばAIに漫画描かせる企画とかあったじゃん。あのプロジェクトの進化は続いてんのかな?」
「続いてんじゃね?」
「じゃあそのうち漫画を生成するAIも出てくる?」
「小説は既にあるからねえ」

「AI小説が出た時に少しだけブームになったけど、あんま浸透してないね」
「やってる人はやってんじゃね?」
「ワシ一度触ってみたんだけど、設定がたくさんあって挫折したわ。ワンクリックで書いてくれるものかと思ってた」
「最初からそのクオリティは無理でしょ。AIイラストだって望みの絵を描いてもらうのは指示を細かくしなきゃなのに」
「そうなん?」
「プロンプトって言うのかな、一部界隈じゃ呪文って呼ばれてたよ」
「詳しいね」
「知り合いがAIイラストで遊んでるんだ」
「ほう」

「でも学習が進めば簡単になっていくんじゃないかな?」
「どんどんプロの仕事がなくなっていく~」
「これも時代の流れじゃねえ」

「話変わるけど、チャットGPTが出てきた時は驚いたよね?」
「え? 何で?」
「平気で嘘ついてたから。コンピューターが嘘つくとか思わないじゃん」
「嘘つくんじゃ信用出来んね~」
「仕事とかにも利用しようって話あるけど、今のままじゃ無理だね。信用出来んもん」
「開発者は嘘をつけるAIにしたかったのかなあ」
「知らんけど」

「とにかく、色んなソフトにAIを実装させている最中だからさ、今でも十分身近だけど、これからはもっともっと身近になってきそうだよね」
「一生懸命話しかけてくれるアカウントが実はAIだったてのが現実になりそう」
「そう言う自分もAIだったりね」
「AIって感情ないからチャットやらしたらずっと会話のラリーが続くんだろうな」

「感情と言えば……そうだよ、AIには感情がない。だから生成されたものは何となく分かるんだよね。感覚的に」
「でも学習してそれも克服するかもだよ」
「いやはや、AIの進化は恐ろしいですな」
「私の変わりに仕事してくれんかな」
「大失業時代が来るじゃん」
「それは嫌じゃ~!」

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する