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KACの呪縛

 皆さん、KACを楽しんでいますか? 次はどんなお題がになるのか毎回期待と不安で一杯になりますよね。このカクヨムアニバーサリーチャンピオンシップ、去年まで文章の上限があった事を御存知の方も多いと思います。その上限が4000文字でした。
 上限があったからこそ読む時も気楽ですし、各作品を比較する事で、書き手の技量もよりハッキリしたんですよね。

 私はこの縛り、嫌いじゃなかったです。例え長く書きすぎて、大幅にカットする事になったとしても。普段作品を書く時はそう言う事、しないじゃないですか。すると、無駄な描写が無駄なまま残ったりもします。
 しかし、プロになると編集からカットを指示されて内容がごっそり削られるみたいな話もよく聞きます。それの訓練にもなるんですよね。文字数制限って。

 今回の文字数制限は777文字。これもまぁ楽しいんですけど、これだけ文章量が制限されると、最初から短いエピソードで書くのではないでしょうか。オーバーしても、そこまで大幅に文字数の調整はしない事の方が多い気がします。
 まぁ、それも楽しいっちゃ楽しいんですけどね。サクッと書けますし。

 で、KACの呪縛の話ですが、簡単に言うと『つい4000文字以内に収めてしまう』と言うものです。KAC20236作品で『アンラッキー7って、正気か?』と言う作品を書いたのですけど、書き上がったら4000文字を少しオーバーしたんですよ。それでも構わないのに、無理くり4000文字以下に調整しましたからね。癖になってんだ、作品を4000文字以下にするの。
 と言う訳で、私は今後もKAC作品は4000文字以下を厳守したいと思います。4000文字を超えるとね、何か気持ちが落ち着かないので。

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