2022年のハロウィン作品『ハロウィンは悪魔達の観光ツアーの日』が完結したので、あとがきを置いておきますね。
ハロウィンは悪魔達の観光ツアーの日
https://kakuyomu.jp/works/16817139558248000675 去年、自作にしては割と悲惨な『鮮血のハロウィンパーティ』を書いた後に、来年のネタはジャックオーランタンとメモっていたんです。本来ならこのメモの通りに書くはずでした。
しかし、今年の8月中旬に今回のハロウィン作品はどう言う話を書こうかなーっとぼんやり考えていたら、夜空をおびただしい数の悪魔が飛んでいくイメージが見えたんですね。あ、これやなと。ジャックオーランタンの事をすっかり忘れていた私は、このイメージで話を組み立てていきました。
作品の主人公は作者の分身とはよく言ったもので、ちえりが猫に逃げられるのは私がそうだからです。自作では猫に好かれる主人公なんて書いてやんないぜ。ごめんよお。部長に霊感がないのも私の事です。ま、悪魔を見たいと思った事はないのですけどね。
ちなみに部活エピソードはそう言う経験がある訳ではありません。そこはスポーツモノとかでお約束の展開ですから。実際にこう言う経験をしたら辛いでしょうね。いやはや、無理はイカンですな。
自身の経験と言えば、メイン舞台の商店街とショッピングモールの設定はまんま私の地元の話が元ネタ。地元、イオンモールが出来たのがつい最近なんですよ。まだ出来て10年も経ってない(※執筆時)。カクヨムが立ち上がった頃くらいに出来たんです。
とは言え、商店街と大型ショッピングモールの話は田舎あるあるですよね。どこにでもある話ですな。
話は何となくラブコメになりましたけど、最初からそうだった訳ではありません。最初に主人公だけ決めて話を転がしていたらああなりました。計算では無理でしたな。書きながら自分でも先が読めなかったのでとても執筆が楽しかったです。何も考えずに展開に任せているとうまく収まるの、自作では普通です。面白いですねえ。
んで、この話ってハロウィンがテーマの割にイベントが起こるのがハロウィンの日だったと言うだけのハロウィン色の薄いものですよね。もっとバリバリハロウィンした話が読みたいと思っていた方、ごめんなさい。
来年こそはジャックオーランタンをテーマにしたもっとハロウィンらしい話にしたいと思います。そう、この事を来年も覚えていればね。