KAC2022もついに最後のお題に突入しましたね。7回目のお題から数える事5つ目のユーザー募集お題に選ばれたのは『日記』でした! ドンドンパフパフー!
KAC2022 11回目お題 日記 締切:3月30日 午前11:59
https://kakuyomu.jp/info/entry/kac2022_11 日記、それをアイテムで出せばいいので難易度は低いですよね。とは言え、問題は連作短編の場合です。日記を出しつつ綺麗にまとめなければいけません。多くの連作短編で挑戦していた方々はどのように話をまとめるのでしょうか? 今からそれらの作品を読むのが楽しみです。そして、私の作品も同じように期待されているのかも知れません。
その期待に添えられるかどうか分かりませんけど、何とか投稿予定作品のプロットは全て出来上がりました。
最初に執筆を終えたのは、いつものように『トリと一緒にお宝探し』です。10話が前後編の前編のようになってしまったので、続く11話はその後編で、シリーズ完結編です。
トリの日記
https://kakuyomu.jp/works/16816927861991157524 この話での日記は、トリが封印されていた今は白紙の絵本に変化が現れると言うかたちで書きました。トリは意外と筆まめだったんですね。そこから娘と父の会話になり、また世界樹の街に水穂が単独で戻って――と言う展開になります。
話のオチとしては打ち切り作品のお約束の『俺達の冒険はこれからだ』エンドなのですけど、この話はそう言う終わり方がベストかなと思ったんですよねー。
最後の最後に畳まれない風呂敷をまた広げてしまいましたけど、それは読む人それぞれが独自の解釈で畳んでくださればと思います。私、細かい事考えてません。投げっぱなしサイコー!←
お次は当然『魔法少女キリカ』ですよね。ええ、この話もしっかり考えましたよ! 前回ジドリーナ帝国編が終わったので、新しい展開を用意しました。
新たな戦いホ!
11話では、平和な時間が戻ってきて、キリカが魔法少女の戦いの事を日記にしたためます。そして25年の月日が流れちゃうのです。つまり世代交代しちゃうんですね。
キリカの娘のゆまがその日記を読む事でまた話が動くと言う流れです。世代が変われば新しい敵が襲ってくる、お約束ですね。
ゆま世代で襲ってくるのは、ジッシャーカ連合国。ネーミングの由来はアニメの実写化からです。実写化ってやってはならない負の遺産っぽいから、敵のネーミングにぴったりかなと思いまして。
物語ではいきなり四天王を出してますけど、ゆまがそこまで敵を倒したって事なんですよね。ちゃんとノーマルモンスターを倒して実力を積んできたんですよ。
そのモンスターの名前はヤバイヨー。CVは勿論出川のてっちゃんでw まぁ設定だけはしたって感じですね。本編には出てこないので。
四天王の至天アラタって名前は個人的に気に入っています。由来は『実写化するに当たって新たな視点で原作を再構築』って言うお決まりワードから『新たな視点』を名前にしました。かっこよい!
後の幹部やラスボスの名前は設定してません。この話で終わりだからしゃーない。最後もいい感じで終われて何よりです。
残ったのは単独短編ですよね。こちらは今までの法則に則って、お題全部入り作品です。KAC2020でもKAC2021でも書いてきたので余裕っスよ!
小説家で魔法使いの叔母の日記
叔母の秘密を暴くのだ
主人公の弥生は同人誌のネタに困っています。締め切りが近付く中で、謎の多い叔母さんの秘密をネタにしようと叔母さんの家に忍び込むんですね。そこで叔母さんの日記を発見、ネタはないかと読みふけります。その日記には叔母さんが魔法使いになったエピソードや異世界に行った話、そこから戻った話などが書かれていたのでした。
結局日記を読んでいた事は叔母さんにバレちゃうのですが、怒らない代わりに内容を口止めされます。
果たして弥生ちゃんはこの秘密を守れるのか、それとも同人誌のネタにしてしまうのか――。
まぁそんな感じですね。多分文字数は収まると思うのですけど、結構ギリギリになってしまうかも。まぁ何とか収まるように頑張ります。
今回のお題で一番最初にプロットが出来たのは、実はこの全部入りの話でした。やっぱり制約が多いほど話はスルッと出来上がりますね。構想中はとても楽しかったです。お祭りの最後は全部入りで決まりですな!