最近のカクヨムはかなりのペースでコンテストを開催していますよね。3月15日締切の料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト、3月28日締切の〈メディアワークス文庫×3つのお題〉コンテスト。この2つのコンテストは今までのカクヨムの流れから言っても正当な流れと言えるでしょう。ここまでは。
そして、また新しいコンテストが発表されたんですが、これがぶっ飛んでおりまして。最初見た時は目を疑いましたよ。そのコンテストがこちら。
タブーに挑戦!? 田原総一朗の「二次創作」短編を3月31日まで募集!
https://kakuyomu.jp/info/entry/taharasoichiro えっと、カクヨムのメインユーザーって10代20代の若者設定ですよね? 田原総一朗って……若者が注目するような人でしたっけ? 50代60代が関心を寄せるような人物なのでは? リアル人物の短編を募集するにしたってほら、今だったら人気のユーチューバーとかの方が……(汗)。
ただ、企画の面白さとしてはこっちの方が上なのも事実なんですよね。何故ならネームバリューが違う。田原総一朗氏と言えば知名度がかなり高い人物です。カクヨムを知らない人でもその名前は浸透しています。そして、ラノベとは全く縁のない人でもあります。いや、実際は読んでいるのかもですが。
そんな人生の超ベテランを、創作とは言え公式でイジれるだなんて滅多にある事ではありません。
と言う事は、逆に面白いのでは? こう言う事ってまずカクヨム以外じゃ実現しそうにない気がします。そこは流石のKADOKAWAの力ですよね。田原さんもよくOKしたなぁ……。
このコンテストに関連して、カクヨムでは田原さんのロングインタビューが掲載されています。若い頃は小説家志望だったのですね……。この企画に乗った理由も少し分かった気がしました。
一応企画のコンセプトは実在人物の二次創作ってなってますけど、実在人物をモデルにした一次創作ではないのかなぁ……。皆さんはどう思います?
このトンデモコンテストに一体どんな作品が集まるんでしょうね。ジャンル縛りはないようなので、異世界に転生して魔王を論破する作品がたくさん集まりそうですな(汗)。
とにかく、バラエティ豊かで意表を突く面白い作品がたくさん集まりますように。
私? 私は無理です。面白い話を思い浮かべられませんもん。そもそも、田原さんをトレースするのが無理ですわ。ハードル高すぎィ。