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体験出来るものは体験しておこう

 これは先日目にした意見なのですが、お金があったら贅沢は体験しておいた方がいい。その経験はいずれ役に立つから。と言うのがありました。例えば高級レストランでの食事だとか、クラシックのコンサートだとか、オペラの観劇だとか、歌舞伎だとか、一流のホテルでの宿泊だとか、海外旅行だとか……。今の御時世では難しいものもありますけど。

 創作においても、そう言う経験があるのとないのとでは描写の幅が違うと思うんですよね。経験出来るものは何でも経験しておいた方がいい。勿論お金のかかる事以外でもね。アウトドアの体験とか。創作者はインドア派の人が多いから、未経験の事柄も多いのではないでしょうか。一人旅もまたいいものです。後は人との交流。これも経験ですよね。真面目に何かに取り組んだり、バカやったり。ずっと引きこもっていたら、表現の引き出しを開けても使えるものが少ないですよと。

 昔はね、マンガでもお金持ちは必ず一人は出てきて贅沢描写が大抵はあったものです。今の漫画で贅沢描写はあまり見られなくなったのではないでしょうか。それは経験していないから想像がつかなくて描写出来ない、って部分が多いような気がするんです。今はプロでさえこれですからねぇ。

 別に借金してでも色々しなせえとはいいません。ただ、何かお誘いがあったなら積極的に参加してもいいんじゃないかな。もちろん自分から動くのも当然ありです。こう言う作品を書きたいからこう言う体験をしようってのでもしいし、創作関係なく新しい事に挑戦するのもいいでしょう。何もしないままに時間だけが過ぎていくのはね……ちょっと勿体ないかも知れません。

 などと、そんな事を思ったりもしたのでした。そう言う内容を書いている私自身が引きこもりで、体験した事のないものはほぼ妄想のいい加減な描写でお茶を濁しているのですけどねー(汗)。

3件のコメント

  • この内容、私も同意します。
    多少背伸びしてでも経験したことが役に立っているなあ、と思うことがけっこうあるので。
    実体験に勝るものはないですよね。

    > 昔はね、マンガでもお金持ちは必ず一人は出てきて贅沢描写が大抵はあったものです。

    なるほど! と思いました。そう言われればそうかも。
  •  私も「体験していないことは書けない」派です。
     ただし、そのままではなくても少しでも似たような体験があれば、そこから想像して書くのも可能だろう、と思っています。
     例えば、私は書籍化経験はありませんが、イラストレーター様にイラストを描いていただいたことはあるので、その時の感動に基づいて「書籍化デビューする作家(初めて挿絵が入った作家)」の話を書いてみたり。
     例えば、もちろん異世界へ行ったことはありませんが、異国で暮らした経験はあるので、その時の「異なるところで生活する気持ち」を思い出しながら異世界ファンタジーを書いてみたり。

     ただし後者に関しては「自分の書く『異世界』がいつもアメリカ南部っぽくなってしまう」というのは、少し反省点なのですけどね。もしも複数の国で暮らした経験があるならば、もっとバラエティに富んだ異世界が構築できるはずであり、その意味では、やはり少しでも経験は多い方がいい、という結論になりますね。
  • オレンジ11さん こんばんは☆彡

    拙ノートに共感してくださり嬉しく思います。実体験に勝るものはない、確かにそうですね。背伸びして得た経験が役立つのは執筆に限りません。ただ、創作だと今すぐにでも活かせるので、創作が一番体験を活かせるジャンルかも知れませんね。

    私はよく漫画を読むのですけど、お金持ちの出てくる作品減った気がします。今ちびまる子ちゃんみたいな作品が出てもお金持ちは出てこない気がするんですよね。バブルがまだ弾けたばかりくらいだからあの手の話でも場違いなお金持ちを出せたのかなと。まる子自身もフランス料理を食べていますしね。


    烏川 ハルさん こんばんは☆彡

    体験した事しか書けないと言うのも少し難儀ですよね。私も作品世界は地元がベースになってしまいます。極端に暑い地域とか寒い地域とか全く想像がつきません。そう言う世界を描く時は表現が薄くなる気がします。
    何かしら体験しておく事でそこから発展した世界にイメージが膨らむ。だとすれば、やれるべき時にしっかり様々な体験をしておくべきですよね。いつだって現時点が一番若くて活動的なのですから。
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