今回はトゥギャッターネタですかね。以下のふたつのまとめを読んで色々考えた事を語りたいと思います。
「も、完全にラノベは「おっさん」の読み物なので……」「ラノベを読みこんだ「ラノベ通」の読者が喜ぶものばかりを出してきて、「はじめて小説を読む」人のためのものを提供してこなかった」
https://togetter.com/li/1099070 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来
https://togetter.com/li/1477632 上のまとめはラノベに未来はない的なアレですね。ラノベがエロ漫画って言うのは私も以前からそう主張しておりましたし、異論はありません。読者に媚びるものしか売れないからこうなってしまったと言うものです。
ただ、エロ漫画も廃れていませんし、そう言うジャンルとして生き残るのでしょう。
私がラノベに危機感的なものを覚えたのは、カクヨムで公開されていたエッセイでモテたければラノベは読むなと言う内容のものを読んでからです。それまで全くラノベに興味なかったのですけど、その記事を読んで深く納得したって言うか。
別に文学作品を呼んでいたらモテるとかじゃないと思いますけど、少なくとも軽蔑はされんでしょ。ラノベが愛読書だとカミングアウトすると、無関心な女子からはキンモーと思われるんですよ! そんなジャンルが今後広がっていくとは思えませんやね。ニッチな需要であり続ける気がします。今のままでは。
このまとめではラノベはおっさんの読むもの。おっさんの夢が詰まった物語だと結論づけております。若者は売れたものに手を出す慎重派が増えているので、おっさんがまずバカバカ買って有名になってから若者が手を出すと。
何故ラノベをおっさんが読んでいる事に無関心層が引いてるのかと言うと、内容が俺TUEEEだったり異世界チーレムだったりだからなんですよね。そう言うのは子供の読むもの言うイメージが強いから……。大人だったらもっと現実的な話を読めよって訳です。ま、実際は読まずに批判が多いのでしょうな。後は表紙ね。エロ漫画の表紙みたいな表紙で誤解されているパターンもありそう。もっと色んなパターンがあればいいと思うのですけどねぇ。
下の方のまとめは片渕須直監督のインタビュー記事とその反応をまとめたものですけど、インタビュー記事自体、監督自らが不満を訴えていましたね。どうやらインタビュアーが好きに記事を書いたみたいで。
そう言うアレを差っ引いて、日本のアニメの事を心配しているのは本音なのかなとは思います。作品が似た内容のものを再生産し続けているとかね。この視点は今に始まった事じゃないのですけど。
子供向けのもの、最近のアニメは定番以外のものはすぐに忘れ去られる感じですよね。今の時代に名作アニメ的なものは難しいのでしょうか。今期で言えば『ソマリと森の神様』なんて、昔だったら子供向けの時間帯に放送されていた事でしょう。残酷な展開もありますけど、昔の子供向けはそのくらいの残酷さはありましたしね。
と言う訳で、作られれていない訳ではないと。それが深夜アニメになってしまう淋しさはあるかな。
後、海外の批評家が高尚だと思える作品がないとかはねー。そう言うのを作りたいと思っても、売れないと判断されて作らせてくれないって言う現状があるからじゃないかなと。簡単な話じゃないですよね。作りたいと思う人はいると思いますよ、ええ。
とまぁ、今回はそんな雑感でした。