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WEB小説家とおばけちゃんのプロット

 女の子が呼び止められる
 悩みがあるんじゃろ
 怪しいおばちゃんから幸運グッズをもらう
 女の子はそれを机の上に無造作に転がす

 こんなんでアイディアが生まれたら苦労せんよ
 女の子はPCを立ち上げた
 画面に映るカクヨムの執筆画面
 その画面とにらめっこ

 何も思い浮かばないー
 へぇ~
 謎の声に振り向くとおばけちゃんが
 キャアアー!

 お母さんが部屋をノックする
 何があったん?
 あ、大丈夫何もないよ
 女の子ため息ひとつ

 ボクが見えるの?
 おかしい、私霊感ないのに何で?
 ボクに言わないでよ
 女の子は首を傾げて理由に気付く

 これかな?
 幸福アイテムを手にとった
 君は知らなかもだけど僕はずっと見てたんだよ。今まで見えてなかっただけで
 もしかしてストーカー?

 いやこの辺りの散歩を日課にしてるだけ
 じゃあもう出てってよ
 えー。ボクが嫌い?
 嫌いっていうか、だっておばけでしょ

 次の日、また執筆画面とにらめっこ
 まだ書けないんんだ? スランプ?
 また来たの?
 気になっちゃって

 おばけちゃんはいつも女の子を見ていた事を説明
 君の書く話、好きなんだ
 え? 読んでたの?
 うん、いつもね

 感想聞かせてよ
 小説の話で盛り上がる
 最近は全然読まれなくなって自信なくしちゃって
 大変だね

 そうだ、ネタ何かない?
 ボクの話でいいの?
 色んな話、聞かせてよ
 おばけちゃんの話をネタに執筆

 お守りアイテムに亀裂が
 おばけちゃんネタの話でそれなりに盛り上がった
 女の子はネタを催促
 おばけちゃんが話していると一瞬消える

 え?
 アイテムはボロボロだった
 これだと後一回が限度かも
 女の子はショックを受けた

 次の日、もう最後かも知れない
 女の子はおばけちゃんにある提案をする
 女の子に憑依したおばけちゃんは自ら小説を執筆
 その途中でアイテムが壊れ、おばけちゃんは認識されなくなった
 
 おばけちゃん、まだいるんでしょ
 もう反応はない
 書きかけの話を完成させる
 評価は前半のみ高評価

 おばけちゃん見てて、きっともっと上達するから
 女の子は執筆を頑張って上達していく
 たまに幸福アイテムを眺める
 窓の外では流れ星が流れていく
 

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