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ネーミングセンスって大事

 今放送中(※執筆時)の魔王様リトライのアニメを見ていた思ったんです。あ、この作品ギャグだなと。異世界チーレムモノは基本的にコメディが多いと思うのですが、それがほんのりコメディ風味なのか完全ギャグなのか判断の難しいところがあったりしますよね。で、あ、これ完全にギャグだなと判別出来るのが名前だと思うんです。

 登場人物や街や施設、アイテムの名前がふざけている。それだけでギャグだと分かります。そう言う名前がふざけていてシリアス展開しちゃうものってドラゴンボールくらいしか思い浮かびません。ま、ドラゴンボールも路線変更しちゃっただけで最初から格闘漫画ではなかったのですけどね。
 ただ、シリアスになってからもふざけネーミングを続けたのはすごいなぁ。そこは流石鳥山明先生ですよね。

 話を戻してですね。小説ではギャグを書くのは相当にハードルが高いと思うのですけど、ネーミングで笑わすのが簡単なんじゃないかなと、そう思ったんです。名前にネタを仕込む。ギャグのシチュエーションを考えるよりは簡単です。逆に言うとコメディな作品にまともな名前をつけるのは勿体ないとも言えますね。
 
 なので、笑わせる作品を書くならネーミングから笑わせていこうと言う事で。シリアスに見せかけた笑いとか、そう言う狙いがあるならドシリアスネームでもいいのですが。

 ただ、魔法様リトライはエンディングがちょっと不穏なのですよねぇ。途中からシリアスになるのかな? まだ通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? の方がギャグかも知れないなぁ。エンディングもネタ全振りだしw

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