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素直過ぎる話は物足りない

 カクヨム3周年記念選手権で私も結構な数の作品を読んだんですよ。短編なので読みやすいですしね。基本的にフォロワーさんの作品かフォロワーさんがレビューした作品を読んでいたのですけど、素晴らしい作品もあれば感性に合わない作品もあって色々と参考になりましたね。

 そこで思ったのですけど、ストーリーの起伏的に淡々と進んで何もアクシデントっぽいものが発生しない引っ掛かりのない話、そう言う作品を読むと何か物足りないなあと感じたのです。

 4コマ漫画の法則に起承転結があります。日本の伝統芸能では序破急・守破離と言う流れがあります。最初に提示された問題に対して、最初の計画が途中でうまく行かなくなってその問題を解決と言う動きって大切なんです。

 何かが起こった
 ↓ 
 それに対処した
 ↓
 うまく行った

 いくら短編とは言ってもこれでは素直すぎるんですよね。KAC作品の幾つかでそう言う作品があって、えっ? これで終わり? って呆気にとられたりしました。
 ただ、そう言う気付きも多くの作品を読んで分かる事なのかも。無意識にしている事でもそれに意味があったって改めて自覚出来たりとか。

 書く方も有意義なものがありましたけど、読む方にも有意義な気付きがあった今回のキャンペーン。本当にいい企画だったと思います。

2件のコメント

  • にゃべ♪さま、こんばんは。

    この度は私の『スタート!』を最後までお読みくださり、またお星さままでいただきありがとうございました!
    イベント最後のお題に向けて書いた作品で、勢いしかなく、お見苦し点が多々あったかと思います。
    そんなお話にをお読みいただいて本当にうれしく思っています(^_^)v

    にゃべ♪さまはかなりたくさんの作品を創られていますね(^_^)/
    これもご縁、ゆっくりにはなりますが改めて拝読に伺わせていただきたいと思います。
    ありがとうございました!
  • 濡瑠マユさん こんばんは☆彡

    スタートは、一番に初々しを感じたのですよね。新生活が始まる春と言うイメージにぴったりだなと。むしろ勢いだけだからこそうまく行ったのかなとも思います。

    私のKAC各作品は最初に4つ話を作って、それをダラダラ続けただけですからね。全部を読む必要もない代わりに、連作なので途中の話をいきなり読んだら意味が分からないかも知れません。なのでどれかひとつを読みたい場合はKAC1の作品をお読みいただけると幸いです。
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