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小説はセリフのセンスも重要だね

 カクヨムの縦組みがホイール操作に対応しましたね。それまでもシフトキーを押せば対応していたのですが、ホイールを動かしただけで文字が流れる方が楽です。運営さん、素早い対応を有難うございます。これでますます巻物感がアップしましたな。

 さて、今回の本題なのですが、ズバリ作品の台詞回しについてです。ある作品の台詞回しが個人的に合わなかったんですよ。ただそれだけでその作品にのめり込めなくて……(汗)。
 普通はそんな事はないので、この作品がよっぽどと言う事でもあるのですけど、セリフもまた小説の要素として重要なんだなとこの時に思った次第です。
 地の文章の出来が良くても、セリフが台無しにする事ってあるのだなあ。

 いいセリフの応酬は読んでいて気持ちがいいですものね。過不足なく適切で、それでいてそのキャラに合っている。特に会話文が延々と続きやすいラノベ的な表現に置いてセリフの質は重要です。ライトな作品ほどセリフに気を使った方がいいのかも知れません。

 私はリアル会話を想定してあまり長いセリフは書かないんですよ。ミステリは仕方ないにしても、普通の会話の一言一言って大抵短いですよね。何かを説明する時くらいでしょうか、話が長くなっちゃうのは。

 会話はテンポやリズムも大事で、いい作品はそれがばっちりハマっています。未熟な作品は整っていないんですよね。そこはしっかり意識して書いて欲しいと思います。こう言う感覚を磨くには朗読が一番でしょうかねぇ。

 個人的に合わなかった作品もこのテンポやリズムが合わなかったんですよ。心の中で音読をしていてどうにもしっくりこない。感性の違いなのかも知れませんけど。
 そこを直せばもっと人気が出るのになと思ったりしましたね。

4件のコメント

  • うちの嫁さんは一つのセリフで軽く10ページくらいは喋りますよ。もちろんリアルで。
  • 叶 良辰さん こんばんは☆彡

    叶さんの夫婦の話が実写ドラマ化されたら奥さん役の女優さん、大変そうですね。
  • こんにちは。私も経験あります、カクヨム作品ではありませんが(ここ大事)。

    地の文章が素晴らしく良い方だっただけに、主人公の男女二人の会話の噛み合わなさっぷりが気持ち悪かったんです。恋愛物だったのですが、その噛み合わん会話でどないしてカップルになんねんな?ってくらいで(笑)

    あぁこの作品だけなんかな?って思ってたら全部でした(笑)現在はプロとして活動されていらっしゃるので、多分私には合わなかっただけだと思います。

    でもこの方のお陰で会話文の流れを注意するようになりました。いつもではないですが音読で確認したり、何度も読み直しては修正したりしています。

    補足としまして、作者様によっては演出としてわざとなさってる場合もありますので、その辺りの見極めも……と思います。
  • 谷内 朋さん こんばんは☆彡

    恋愛モノだと台詞の掛け合いは重要ですよね。それがしっくりこないって結構問題のような気もするのですけど、それが受けていると言う事は一般的には何の問題もなかったと言う事なのでしょう。感性が合わなかったのですね。
    いい作品を読んでも、そうでない作品を読んでも、気付く事はたくさんあります。多くの気付きを経る事で自作を洗練させていってくださいね。
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