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若い子じゃなかった!

 自作のある作品の感想で主人公が若い設定なのに全然若くないですよと指摘を受けました。これはハッキリ言ってショックでしたね。

 でも考えてみれば当然なんです。肝心の作者が若くないんですから。自分の中に今の若い子のイメージがないから設定だけ若い中年が誕生してしまったんですね。

 上手い人はたとえ現役でなくてもそのギャップを埋めるために色々取材をするとかしてその若さのイメージを固めて違和感のない若者を創出出来ます。そう言う努力が私には全く足りていなかったようです。

 つまり私が違和感なく物語を作るなら中年ばかりが出てくる脂ぎった話にするしかないみたいですね。うわやだ自分でも読みたくないw

 登場人物のリアリティ、考えてみればそれっぽい行動をさせるのって結構難しい気がします。女子高生の設定なのにやたら人生について深く考えていたり難しい書籍の読書歴とそれに対する高度な見解を持っていたりとか……。
 まぁ、世の中にはそう言う女子高生もいるのでしょうけど(汗)。

 そう言う設定のキャラにリアリティを与えようとするなら、今からでも若者の文化をきっちり取材して、今の若者をしっかりイメージ出来るようにならないといけないですね。

 子供らしくやたらと反抗するとか、青臭い理想をまっすぐに信じているとか、胡散臭い人の言葉を疑いもなく受け入れているとか、箸が転がっても笑ってしまうとか……。後は最新の若者のトレンドの知識……これはすぐ風化するから無理に入れる必要はないかも。言葉遣いも気を付けないと……。課題は山積みだなぁ。

2件のコメント

  • 🐾
  • 黒猫屋さん こんにちは。

    足跡有難うございます。
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