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理由はコレかもしれない

 色んな人の作品を読んでいるとたまに1話の長い作品があったりするのですが、いままでどうしてそんなに長文にしてしまうのか今までその理由が分からなかったんです。で、ある日自作の推敲をしていてピンときました。

 私は作品の1エピソードを書き終わると、推敲の為に何度も読み直すのですが、自分の文章だと長くてもスイスイ読めちゃうんですよね。それだけじゃなくて読んでもそんなに疲れません。
 でもこれって自分の書いた文章だからなんですよね。

 自分の書いた文章と他人の書いた文章は違います。映画でもドラマでもそうですが、何も知らない状態で見る一回目はすごく長く感じるんです。小説も同じです。何も知らない状態から情報を取り入れていくので、1エピソードの文章量が長くなればなるほどしんどくなります。脳が疲労を訴えます。

 なので、本人が思うより短めに文字数を設定するともっと読まれるようになる――かも知れません。目安で言えばWEB小説創作論でよく言われるように1話は3000文字程度までにまとめるといいかと思います。

3件のコメント

  • 私も例に漏れず1話あたりの字数が多いと読むのを敬遠してしまう。私は1エピソードにつき1000字程度だとありがたいと思う人間なのだが、世間の標準は3000字程度なのだろうか。
  • 自分もつい長くなってしまいます。
    それもこれも映画の『12人の優しい日本人』『十二人の怒れる男』を見て来たので、二時間の密室劇でも全然飽きないなと感じているからですかね。ついでに言ったら芝居小屋で見るのが苦痛の人多いかなと思ったり。

    まあ登場人物の台詞のメリハリと熱量があれば、それは必要な長さかなとも思ったりしています。
  • 青丹よしおさん こんにちは。

    文章の長さも人それぞれ好みがありますし、1話1000文字程度がちょうどいいと思う人も少なくないかと思います。平均を取るともう少し長めの文章量の方が好きな人の割合が多いのではないかなと。実際にアンケートを取った訳ではないのですけどね。

    判家悠久さん こんにちは。

    これも読む媒体や縦書きか横書きかで変わってくると思います。やはり紙の本で縦書きだと長くなってもそこまで苦じゃないですからね。
    液晶画面の横書きが長文に不利な環境なのかなと思います。

    1エピソードなら私もよく長くなりがちです。例えばひとつの話に2万文字かかったとして、それを2万文字一気に読ませるのか、3000文字区切りで7回に分けるのか、その違いなんですよね。私は後者の方法を取っている、それだけの話なんです。

    ちなみに私がエピソードを区切る基準は単純に文字数です。それは紙の本のページ数を意識しています。
    紙の本の場合、いくら話の区切りがよくても文字数はそのページの最大文字数を越えられませんよね。なので文字数でばっさりカットしています。話の区切りでうまく引きを作る方がいいのかも知れませんけど。
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