星ゼロ企画参加作品を読んでいるとですね、これ、作者的に将来黒歴史になる作品を読んでいるんじゃないかな? と思うような作品が幾つか見受けられました。
今はいいんですけどね。その内色んな技法や表現力を身につけた後に読み返したら、うわ、恥ずかしっ!って思ってしまいそうなんですよ、幾つかの作品は。
こう言う感覚、分かるでしょうか。分かる人には分かると思います。
読んでいてうわーって思っちゃうんですよね。その分勢いみたいなのも感じるんですが。若さですよね、ええ。実際の年齢云々じゃなくて熟練度としての若さ。読者がどう読んでくれるかより作者の書きたい事優先、みたいな。これを伝えたいんだって言う熱気を感じるんです。
よく創作論で文章は削ってナンボって言うのがありますが、星ゼロ企画参加作品には語り過ぎている作品を多く見かけます。こう言うのって結構指摘されないと自分では気付かないものなのかも知れないですね。私も多分何かしらやらかしていますし(汗)。
いやはや、勉強になります。上手い人の作品を読むのも、そうでない人の作品を読むのも得るものってあるものですね。