『ぼくの町には、恐怖がいっぱい』
角川つばさ文庫小説賞、3次選考は通過せず、ここで脱落しました (´;ω;`)ウッ…
2次選考までは、なんとか通過していたのですが、残念、力不足でした^^;
応募作品には、現在公表しているエピソードに加えて「変化の道」というエピソードを加筆していましたので、これを公表させてもらいます。
『タイムカプセルから出て来た闇』の次に途中挿入する形となります。
もし、よければ読んでみてください^^;
さらに、この『変化の道』を加筆するにあたり、『タイムカプセルから出て来た闇・Ⅰ』に以下の会話を加筆しました。
夏休み。上履きを取りに学校へ戻ったタケルが、たまたま舞原と出会うシーンです。
「タケルは、上履きを忘れたのね」
「そうだよ」
「宿題、どこまで終わった?」
「終わる? まだ始めてないよ」
「あんたねえ、もう八月よ」
「ナッツは元気?」
都合の悪い話になったので、ぼくは話題を変えた。
ナッツとは、今年の春ごろ、舞原が飼い始めたトイプードルの名前である。
舞原が散歩をさせているときに、何度か会ったことがある。ぼくが頭を撫でてやっても、チョイチョイと二度、面倒臭そうに尻尾を振るだけで愛想が悪い。
元々が愛想の悪い犬という訳では無く、舞原の友達の女の子の前では、抱っこをせがんでピョンピョン跳ねながら、千切れるほどに尻尾を振るトイプードルなのである。
どうやらぼくは、ナッツに好かれていないようであった。
「元気よ」と、舞原が答える。
そんなことを話しながら、ぼくたちは南校舎の前を歩いた。
と、舞原がナッツというトイプードルを飼い始めたというエピソードを加筆しています。このシーンは「変化の道」に関係します。
では、良ければ「変化の道」を楽しんでください^^
所定の位置でくつろぐ、我が家のナッツです↓