中二病王子様×可憐な公爵令嬢の両片思い学園ラブストーリーです。
世界観について。
【召喚されても聖女認定されなかったので、拾ってくれた黒猫王子と船旅に出ることにします！】の26年後設定の話です。（この作品は読んでも読まなくても大丈夫です♪）
剣と魔法の世界ですが、攻撃魔術は人に向かって撃てないように、闇の精霊の制約によって制限をかけられています。そのため、魔術師より騎士のほうがやや地位が高く見られがちです。
その代わり、魔術師達は攻撃魔術を使用できる武器を開発したり、生活に便利な魔道具を作ったりと人々の役に立つ活動をしています。
▼魔術師のランクについて。
上級魔術師：特殊な魔道具で測定し、魔術レベル50を超える魔術師達に与えられるライセンス。魔術が盛んな国でも一国に10人もいないという。
中級魔術師：プロの魔術師を名乗れるレベル。魔術レベル35以上の魔術師に与えられている。大多数の国の魔術師団は中級魔術師以上が募集条件です。
その他、魔道具を作る専門のライセンスとして、第一級魔道具師、第二級魔道具師、初級魔道具師もあります。
第一級魔道具師は何かしらのヒット商品を編みだして、設計図を魔道具協会に提出し、認められると与えられます。第二級、初級は筆記と創作物で魔道具協会から判定されています。
▼ヒイラギ皇国について。
大陸西側の中堅国家ですが、大変栄えた商業国家でもあります。主人公達が暮らす国です。優れた福祉国家で、「おまわり」と呼ばれる街の警備兵達が道案内までしてくれます。
偉大なるカリスマ皇帝陛下が治める国で、女性騎士、女性官吏なども積極的に採用しています。
ヒイラギ皇国の教育は6・3・3制が採用され、初等部、中等部、高等部に分かれています。主人公達が在籍しているのが高等部です。
中二病という言葉が頻繁に出てきますが、中等部二年が思春期のころにありがちな言動や発想を表現する言葉としてこの国ではよく使われています笑
ちなみにスパダリという言葉も、皇帝から公爵夫人、孤児院の少女まで幅広く使用されています！
▼キャッツランド王国について。
主人公の祖国。ヒイラギ皇国より建国の歴史は古く、100年生きた猫が月の女神の力で人の姿を取り、初代国王と結ばれたのが始まりというファンタジックな国です。月と猫を信仰しています。世界の主要諸国と友好を結び外交をリードしている国です。
年中常夏の気温で、サーフィンが有名。猫という生き物が大切にされています（猫はこの国にしかいない設定）
キャッツランド王国の直系王族のみ、好きなタイミングで猫に変化できます。
大きな島5つと小さな島々があります。大きく下記5つ。
王都があるテール島、観光地で別荘地でもあるイヤー島、農業島であるキャッツポウズ島、薬草畑のあるハインドレッグ島、魔道具工場と魔鉱石の山があるフロントレッグ島です。
ちなみに、キャッツランドからヒイラギへ三王子留学してますが、ヒイラギからもニコラス以外の兄姉がキャッツランドの王立アカデミーへ留学している設定です。
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