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【完結】成り代わり令嬢のループライン

短期更新も、本日おまけを投稿して終了です。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

文庫1冊を意識して展開スピードを速く、将来加筆できる余白もとって、なリアルタイムエンタメ特化作りですが、楽しんで頂けたらありがたいです。
この一ヵ月弱、本当にありがとうございました。


最後に、大分地の文をはしょったので、メインキャラのバックボーンなど。


《八瀬咲良》

主人公。26歳。
大学在学中に、家族を事故で亡くして天涯孤独の身に。
新卒で就職したものの、目端が利きすぎて社内政治に巻きこまれて3年で退社。
その後は「ほどほどの給料でほどほどに暮らしていければいい」と派遣社員になり、出向先で働いていた。日々6割くらいの手抜きで生きていた社会人。

要領はいいけれど、人と深く関わるという点は苦手なコミュ障。
ただ「善人は報われるべき」という信念が根底にあり、ローズィアの代替わりを引き受ける。


《ユール》

ロンストンの第二王子。19-20歳。
といっても、儀式王のために生まれた王子。死ぬことを前提に、そのための教育と自由を与えられた。自分に対する死生観がシビアで、あまり我が身を顧みない穏やかな献身の人。
咲良のことを「勢いのよい自分の上位互換だ」と感じて興味を持つ。
真砂とはよい友人だった。


《山下真砂》

元会社員、27歳。
被虐待児で自己肯定感がほぼゼロ。行き詰ったところの逃避先としてローズィアを引き受けるも、ティティの精神性に感化されて彼女を助けたいと思うようになる。
自分を力不足だと判断した後、1年間死に物狂いで小説を書き起こし、情報引き継を行った。彼女は彼女で、満足して生きた。真砂にとって咲良は希望そのもので、彼女と過ごした一年間で自己肯定感を取り戻し、一生を終えた。


《ティティリアシャ》

妖精姫。自己肯定感ゼロ。
死者の国から生まれ落ちた世界の安全弁。
本能的に自分に人権はなく、世界のために生きて死ぬのだと思っている。
そのため己が役目を果たせないと悟った時に、時間の巻き戻しを行うようになっていた。真砂とは似た者同士の友人で貴族学校内で弱い者同士支え合っていた。咲良へは憧憬を抱いている。

1件のコメント

  • あじわいました。
    あとのあゆみはゆっくりと。
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