https://kakuyomu.jp/works/16817330662703991975/episodes/16817330664920916957この16話、原文を大きく直さず公開するかどうか直前まですんごい迷ってました。
このシーンを書くためにここまで書き続けてきたんだよ、っていう場面があって。
とはいえ、その場面のために展開として妥協しなければならない部分もあったんですよね。
そこをどうするか迷い続けていたというわけです。
最終的には、「元々誰かに読んでもらうことを想定して書いた物語じゃないので」という理由で直しを入れませんでした。
なにをかくそうこの小説、どこにも公開しないつもりで書き続けてきたので。衝動に従い続けながら書いたって感じで、ほんらい人様に見せていい代物ではないんですよ。
とはいえ、自分のキャラクターたちがいつまでも頭の中から出てこれないのは忍びないので。なんとか外の世界に「生み出して」あげたいという気持ちで公開に踏み切ったのでした。いっそ誰にも読まれなくてもいい、と思ってましたし。
だから読んでくださる方には超絶感謝ですよ……!
16話では思い入れの強い「裏のヒロイン」とその相手役が活躍しました。17話以降は、「表の主人公」に容赦なくスポットが当たっていきます。