『月のプリンセス』の誤字脱字の修正を全編通して終えました。
これでかなり読みやすく、そして引っかかりがなくなったように思います。誤字脱字を一人で撲滅することはなかなか難しいことなので、まだまだたくさんあると思うのですが、見かけたら声をかけていただけると助かります。
誤字脱字の修正に関して一つ。
もともと『月のプリンセス』の文章の推敲は、一か月後くらいに落ち着いたらやろうと思っていたんです。
この話は、ほとんど一週間ほどでいっきに書き上げたので、もともと文章の精度は良くないだろうと思っていたし、叩き上げの状態なのでかなり荒いだろうと思っていたので……
なので、しばらく文章を寝かせて冷静に自分の文を読めるようになったら、少しずつ直しておこうと思っていたのです。
しかし、 ツイッターで知り合ったとある方が、僕の文章を読んで『気になる個所』や、『誤字脱字』などをリスト化してくれて、それを僕のツイッターに送ってきてくれたのです。
その時に僕が思ったのは、「ああ、僕の文章をちゃんと読んでくれている方がいるんだなあ」ということでした。正直なところ感動してしまったというか、けっこう胸に来たわけです。
ネットで公開している物語を読んで、ここまで良くしてくれる方がいるというのは、作者冥利に尽きるだけでなく、やはり物凄い励みになることです。感想を頂けるだけでも嬉しいのに。
僕がその方に感謝の意を述べると、その方はこう言ってくれました。
「素晴らしい作品に汚れがあってはいけないと思っただけです」
これは僕にとって、一生忘れられない言葉になったと思います。
正直なところ、『ひとりぼっちのソユーズ』は公開するつもりもない原稿でした。たぶん、『カクヨム』に登録しなければ永遠に眠らせたままの物語だったと思います。
そしてなにより、『カクヨム』で公開して、たくさんの人に感想をもらったり、レビューや星を頂けなかったら、僕は『ひとりぼっちのソユーズ』の続編である『月をプリンセス』を書こうとは思わなかったと思います。
僕は、星というものは、誰かに見つけられることで輝くものだと思っています。誰かに見つけられなければ、星は輝くことはできません。
そして、この『カクヨム』にはまだ誰にも見つけられず、まだ輝くことができない星がたくさんあると思います。
もしも、感想を書こうかなあ、レビューや星をつけてみようかなあと思っている方がこれを読んでくれたなら、迷わずそうしてあげてください。
別の場所で感想を書いても良いですし、近況ノートだっていいと思います。もちろん、ツイッターやブログでも。
作者にとっては、誰かが見てくれている、それ以上に励みになるものはないと思います。
星の輝かせかたは人それぞれです。
あなたなりのやり方で、あなたの応援する作者の背中を押してあげて欲しいなと、たくさんの人たちに背中を押してもらった僕は思います。
深夜(いや、もう早朝だな)のテンションで長々と書いてしまいましたが、ここらへんで今回の近況を閉じたいと思います。
かしこ
ななせ