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家兼編第3章を終えて

いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
そして多くの応援やコメント、励みになっております。

第33話にて第3章終了となります。
ここではその雑感を少々。


いやー随分と苦労を強いられました(遠い目)

その原因の一つが陶道麒様。

何でここに移動するんだよ……
何でここで戦わなきゃいけないんだよ……
と何度思ったことか。

史料や一般向けの解説書には、彼の動機が必ずしも書いてあるわけではないので、その場合推測するしかないのだけど、分からない時はどうしょうもない。

更にこの人の場合、田手畷以降の数年、何故か龍造寺家側の軍記物と、大内家側の史料、解説書とで行動が違う。(←本当マジで止めて欲しい)

時にはその整合性をとらないといけない場合もあり、頭の混乱に拍車が掛ける。水ヶ江城攻防のあたりは正にそれ。

でも何とか無事に成仏まで描けました。道麒様、安らかにお眠りください。家兼より描くのに苦労した貴方の事は忘れません。



そして次の第4章ですが、冬尚、頼周らとの対立と水ケ江家の凋落を描く予定です。

新たにいじられキャラの孫九郎(後の鑑兼)と、この小説で初めての女性、御方(後の慶誾)を加え、シリアスまっしぐらに進んでいきます。

引き続きご愛読して頂けたら幸いです。

※追記(11/1)
シナリオの都合上、御方は描けませんでした。
第5章からの登場になります。

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