北溜

うわー！　副賞で深作欣二監督が撮った写真なんてもらえたのですか。素敵ですね。(*'ω'*)

おい、部長

そんな事より、先日の飲み会（接待という名のオカマバーCRAZE訪問）の経費精算の承認はよ。

ヨーキーが分身の術を使っているっ！

ふっ。悪いな。
どん兵衛一家へ潜り込んだのはいいが、日清組には誘惑が多すぎる。味噌派と豚骨派から「どっちの漢字が見栄えする？」なんて脅されてるもんだから、頃合いを見て遁走しようかと思っているところだ。

やっぱり愛宕は、生粋の辛党なんだと思い直したよ。
海を越えた韓国の地で幅を利かせているフィクサーに許しを乞うて、また一から出直すのも面白いじゃないか。まずは辛党から分裂したノグリ一派を飲み込み、新興勢力のマイルドヤンキーが集まる『チャパゲティ』をも丸め込んで、まずは韓国を制圧する。そうだな、そこで新しく創った組織の名は『チャパグリ』っていうのはどうだ？

そして、次は東洋会系水産組だ！
日本を真っ赤な唐辛子色にしてやるぜっ。ふはははっ！

ってーのは、どうかな？

ふっ。。
甘いな平九郎よ。
辛いじゃなくて、甘いな。

今、水面下では、フロント企業オフィス柚木の新入社員を装って、出っぱなしと言う通り名で、日清のスパイの、死威不宇怒って三下が、頭からタバスコを被って、酸っぱさと辛さの境界線上から、ライフルのスコープでお前を見ているぜ。



てのはダメですか？

おお、これは壮観ですね！✨改めておめでとうございます♡

って普通にお祝い述べただけなのに全く空気読まない人っぽい場違い感（笑）

ペーペコ、ペーペコ、ペーペコ、チンっ！
ペーペコ、ペーペコ、ペーペコ、チンっ！

愛宕は、この時を待ち望んでいた。自転車操業で派手に転び、爛れてしまった右の頬に手を当てながら、素知らぬ顔で縄張り争いの中に迷い込んだeroiプロトタイプの姿をマジックミラー越しで見下ろす。eroiプロトタイプの皮膚を移植できれば、愛宕の頬は元通りとなり、誰もがそこにキスしたくなる『erofusiki粒子』も出すことができる。場合によっては、この体と脳がeroiの遺伝子に乗っ取られる副作用もあると聞くが、危険を冒してでも欲しいものを手に入れるのが、愛宕のようなBadApple（ろくでなし）の本性と言えるだろう。

チュイィィン！

突然、マジックミラーに風穴が開き、酸味の強い臭いが白い煙に乗って愛宕の鼻を刺激する。気づけば、爛れていた右の頬から一筋の血が垂れていた。姿が見えないはずのマジックミラーだったから擦り傷で済んだが、普通のガラスだったら脳天を撃ち抜かれていただろう。愛宕は滴る血を指で拭い、そのまま口に入れた。毒ではないだろうが、辛味と酸味、そして遠くで魚介の風味が混ざった何かが、弾に塗られていたようだ。撃ったやつは奴しかいない。もしくは奴の手下だ。浴槽に88年もののワインを注ぎ、右手にワイングラス、左手にシャンパングラスを持って高々と笑う奴の顔が浮かんだ。

っていうのは、いかがでしょう？

私は、気付いていた。
何者かが、マジックミラー越しに自分を見ていることを。
何の気なしに踏み込んだ路地裏だったが、思ってもいない獲物に出会えた興奮が静かに背中を駆け上がる。

汚れを知らぬかのような瞳と、中性的にエロい容姿を与えられた私の仕事は、一言で言えば人間を誑かすこと。
なんで人間は見てくれに弱いのか。こんなに狂った中身を抱えた怪しい人形に発情するって笑える。だからこそ私の仕事は成立するのだが。
と言っても、私に固定した性別はない。引っかかった相手の性と性的指向で、私の体は自由に変化する。年齢設定は17~19歳。常識的な人間は手を出さず、ヤバい輩や意識の緩い人間が寄ってくる。詰めの甘い隙だらけの人間ほど扱いやすいものはないのだ。

けれど、今ミラー越しに感じている視線は、緩い人間のものとは全く違う。
私が何であるかを知っていながら接近しようとする、そんな気配に満ちている。

何を企んでいるか知らないが、そううまくはいかない。私に近づけば、この肌から放たれる『erofusiki粒子』の甘い匂いには誰も抗えない。そして、一度私と関係を持てば、獲物の体からも『erofusiki粒子』が放出されるようになる。——あんたは死ぬまでインキュバスorサキュバスとして酷使される運命だ。耐え難い地獄だろう？
私の製造主が何を目論んでいるかは知らない。ただ、とんでもなく趣味の悪いサイコ野郎だということだけは確かだ。

と、その時、鋭い銃の発射音とともに白い煙が上がった。
私は思わず物陰に低く身を伏せ、周囲の様子を窺った。


縄張り争いに迷い込んだ一般人がうろうろすると危ないのでこれで帰ります♡（笑）

すべては、狙い通りだ。
北溜は、やつらのやり取りを物陰から覗きながら、片側の唇の端をつり上げる。
東洋会系水産組若頭、柚木にこのeroiプロトタイプにぶつければ、この跡目争いにも決着が着く。さらに柚木暗殺の実績を引っ提げれば、量産化が見えてきたeroiの、闇市場での価値も上がるはずだ。
そして、落ちぶれたとはいえ、東洋会と日本の裏社会の覇権を争ってきた日清組、その復興の鍵を握ると言われている、どん兵衛一家舎弟頭、愛宕平九郎を、このeroiプロトタイプの『試運転』で葬ることができれば、自身が跡目をついだ後の『政治』も、うまく運ぶことができるだろう。

しかし、だ。

懸念もなくはない。
あの、愛宕と相対しているプロトタイプ。挙動に、少し不安要素が匂う。
本来、製造主である北溜に抗うことなどできぬようプログラムされているはずだが、このプロトタイプは、仄かに、自我のようなものを感じさせる言動が目につく。もしそれが事実なら、少し厄介だ。
『erofusiki粒子』は、製造主であろうが、誰であろうが、エロという本能を剥き出しにさせる。本来ヒトは、100%エロを剥き出しになど、できないにも関わらず、だ。仮に北溜に『erofusiki粒子』の矛先が向けられたなら、それはある意味、死よりも過酷な、『天にも昇るような気分で地獄行き』を味わうことになるからだ。


って、人が来期予算ダメ出しの修正で残業三昧の間に、なんて世界が展開されてるんだ・・・

きっと予算修正のダメ出しをしている張本人が、アオイさんなんだろうなと思うわけでありますっ！
ほら、振り向けばそこに‥‥‥☆

開発中の人形の『試運転』を行った結果、あちこちに重大な欠陥が見つかりまして。研究開発費用を大幅増額すべきだという上層部の声を抑え込めなかったんですよね💦

eroiの暴走ストッパー、どうぞガッチリブレーキかかるやつをつけてやってください（笑）

金曜激務→無理矢理定時退勤→どしゃ降りの中でフットサル→打ち上げ飲みでへべれけ→泥のように眠って今起きる

という週末の惨劇の最中に、まさか予算修正のダメだしをしていたのがaoiちゃんだという事実を突きつけられていたという・・・

いやいや、まあ、あれです。
かまってちゃん資質が結構強い私にここまで絡んでいただいて、大感謝でございます。

さあ、２１：３０からのアストン・ビラ戦に備えて、もう一眠り( ´･ω⊂ヽ゛

本日、ワクチン3回目の日でした。

腕が上がらず、熱がジワジワと……このままKACの放棄をIAEAに宣言しようかと模索中です　(;´･ω･)

平九郎！
大丈夫だ！
俺を見ろ！
お前は死なない、死ぬわけないだろ！



メデイッーーーーク！
モルヒネを！

リレン「無駄だ。我々の部隊はフルー軍のみに効くものなのだ」
愛宕「でも、アレってアデノの亜種じゃないの？」
イナービ「今、分析してるところだから！　ちょっとくらい我慢しなさい！」
愛宕「むーりー！」

目が霞んできた。
潤んだ瞳から、酸味と辛味と、遠くで渋味の混じったものが垂れてくる。そこで漸く気付いた。ワクチンと称した注射針の正体を。狙撃がダメなら接近戦、レオンを50回以上見ている平九郎に、奴とジャン・レノの顔が重なった。

ダメだ、これ以上は浮かばない☆

北溜さんの体力精神力のピチピチ感が眩しい！！でも、どうぞご無理はなさらないように……(>_<)💦
愛宕さん、どうぞお大事にしてください。
体調不良だからこそ激しく迸る妄想。わかります！！

ワクチン副反応に苦しみながらもこのノートにおバカシナリオを書き込む平九郎の根性たるや。。。
安静にしてなー！

そしてaoiちゃん。
関節の痛みと筋肉痛でのたうち回る北溜は、決して体力も精神力も、ピチピチではないのですよ。

まあ、なにはともあれ、アーセナル今日勝ちました！！