さて、三日目。
この日は昼までに旭川から母上の友人がいるという留萌へ向かいました。
途中、植物園でちょっと買い物を…… と寄った所がちょいと方向が違ってたのですが、寄った時点では特に気にせず、間に合うだろうと思ってたんですわ。
これが間違い。
単純な時間だけで見ると十分昼までにつくであろうと思っていた道程は、いとも簡単に「北海道タイム」であることを痛感させられました。
めっちゃ遠い。
アホほど遠い。
頑張って速度出してもどんどん抜かれるほど。
結局目論見の1.5倍の時間をかけて到着。すっかり昼過ぎ。
そんでやっと自分たちも食事。普通のラーメン屋さん。うまかったけども。
まあ問題はここからです。
次の目的地は…… 『小樽』
嘘みたいな目的地だろ?
2時間かかったぜ……
しかも「山道の高速道路ばっかでつまんないから、下道の海岸沿いを走るぜ!」
今なら言える。
やめとけ。
ぐねぐね曲がる海岸沿い。
上下に上り下りの山道。
それらがずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと続くの。
直線なんかない。
海岸沿いなのにトンネルめちゃくちゃあるし。
明かりもトンネルによって多かったり少なかったり。
眩しいと思ったら暗くて怖いところもあるし。
時々後ろから猛スピードで抜かれるし。
うん、そもそも車で都市間移動してる時点で察するべきだった。
なんせほぼ横断するような旅行は初めてだったので、地元の移動と同じ感覚でいたんですよね。
疲れたらコンビニ。
なんならインターで休憩。
景色を楽しみながら移動。
むーりー!
延々と同じ景色。
インターなんてない。コンビニなんかもっての外。なんなら出口だけの高速道なので息をつく間もない。
観光地に行く際は、観光地の近くに行くことが大事なんだと思い知りましたとさ。