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「天奏楽士はこの旋律を空の彼方に届けたい」完結にあたってのあとがき

こんばんわ、国見です。

PV伸びてないじゃん!(本音

さて、本日を持ちまして「天奏楽士~」は完結いたしました。
色々思う所やネタバレなど、普段呟かなかったことなんかをつらつらを書いていきたいと思います。

注意
ネタバレを含みます
みみっちい言い訳が長いです

それでもいいよって方は下へ。
あかーーん! と言う人はホイールをくるくると(あかん
























まずは御礼を。

天奏楽士を最後まで読んでいただきありがとうございます。
(いたらうれしいな)

まあ、前回にも書いた内容と重複するので割愛しますが、そもそもなぜこんな小説を書こうと思ったか、です。

皆さんはベートーベンをご存知でしょうか。

第九という、世にも珍しい「歌」を交響曲に用いた作曲者です。

そして彼はある楽器にも繋がりがあります。

それがトロンボーン。

元々トロンボーンは教会音楽などの神をたたえる楽曲にのみ用いられる楽器で「神の楽器」と言われていました。理由は、その音域が人(成人男性)の声に似ているから。

ベートーベンはそのトロンボーンを、初めて交響曲で用いた人として有名なのです。(第九ではない)

ほらね、創作意欲が刺激されるじゃないですか。

自身がトロンボーン経験者と言うこともあり、何度か舞台に立った経験もあったのでかけるんじゃね? っていう、スタートはなんとも稚拙なものでしたけど。

しかし、意外と音楽用語をちりばめた小説はあまり狙い通り読まれる作品にならず、本当はもっと早く終わるつもりでした。

何でこんなに長くなったんだろう……???

当初はレイヤーが主人公だったし、最後はレイヤーが復活して戻ってきて一緒に演奏するはずだったのに……???

様々な紆余曲折、山あり谷ありな冒険を経て、タクトはもとの街に戻りました。

コダの街。

実はコダ、って音楽用語があるんです。codaっていう。

楽譜を繰り返しやなんかでくるくる巡って、最後に戻ってくる、いわば「最終楽章」って意味なんです。

そんな仕掛けもありました。

他にもタクトの名前の由来とか、本編中で言わせたいことたくさんありましたが、作品の舞台の流れに乗せることができずに9割ほど流しました。

致し方なし! ザン!(切腹



果たして楽しんでいただけた方はいるんでしょうか。

ただ作者がウェブ小説を練習しただけで終わってないかが心配です。

いや心配することでもないか。その通りだし……

まあ当面こんな長編を書くことはもうないでしょう。

私の腕的にも、ウェブ小説的にも需要が合わないですし。

(まとめて一気に出せばいい説もあります)

ともあれ、一応自分の中ではけじめはつけたつもりですし、色々と示せるものはあったのではないかと思います。実ったかどうかは別にして。

未消化のものや、身になった部分も合わせて、しばらくはそれらを吸収する時間として間を置いて、またここに執筆に来れればと思います。

やっぱ重い系かな……

あと未着陸のニャンルームだけはしっかり整えたいと思ってます。

宇宙脅威的ミステリーの予定です!


それではまた別の機会に!

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